今日のみ言葉【No.2073】(2019年 8月10日)「主を喜ぶことはあなたがたの力です」
「主を喜ぶことはあなたがたの力です」
(ネヘミヤ8:10)
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私はMozc(モズク)というグーグル日本語入力で日本語変換をしています。
「しゅをよろこぶ」と打って変換したら、真っ先に「酒を喜ぶ」と出てきました。
なるほど、この誤変換、よくわかります。グーグル先生は飲んべえなのですね(^^)。
さて、本命の「主を喜ぶ」とはどういうことなのでしょうか?
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「主を喜ぶことはあなたがたの力です」と語った時のネヘミヤは、非常に嬉しかったのです。
なぜなら、バビロンでの長い補囚の期間が終わり、エルサレムに帰り、苦労の末に城壁の再建工事が完成した時だったからです。
いえ、それ以上に、バビロンから呼び寄せた学者エズラに律法の書を読んでもらい、心に直接、神の御言葉が触れたからです。
初め、民は泣いていたようです。
律法の朗読と解き明かしにより、彼らの先祖と自分たち自身の罪が示され、それゆえにこんな悲惨な歴史をたどってきたのかと思い至ったからです。
しかし、この時はユダヤの暦では七月で、
「特にその七月の十日は贖罪の日である」
(レビ23:27)
とあるように、年に1回、イスラエルの民の全ての罪がゆるされる日だったのです。
ですから、
「悲しみに沈んでいる場合ではない。神のゆるしが与えられているのだから喜びなさい。アブラハムを通して祝福される契約は我々の上に今も生きている」
とネヘミヤは民を励ましたのです。
これが
「主を喜ぶことはあなたがたの力です」
(ネヘミヤ8:10)
と彼が語った背景です。
私たち人間を造り、私たちが自分の命をどう使ったか責任を問う神は、良いことは良い、悪いことは悪いとはっきり裁きをつけられる御方です。
その神との間にある罪が赦され、何の障害もなく神との意志の疎通ができる時、命の源である神と繋がった人間には生きる歓びが湧いてきます。
「主を喜ぶことはあなたがたの力です」
(ネヘミヤ8:10)
とは、まさしくそのようなことなのです。
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この御言葉メールをまとめた本『365日 生きていていい!』の表紙を飾る花は、教会員の恵子姉によるフラワーアレンジメントです。
お花の先生ですから繊細な感性をお持ちですが、時にそれが傷つきやすいという面になって出てくることがあります。
これは一枚の紙の裏表のようなもので、長所と短所は背中合わせなのです。
ですから、ご自分の罪にはとても敏感で、凡人の私など見過ごして気づかないようなことでも、きちんと神の前に罪を告白し、悔い改め、いつも神様との関係を清潔に保っておられます。
彼女とお会いする時に感じるのは、まるで塵ひとつなく磨き上げられたお部屋に招き入れられたような感覚です。
神様との間に何のわだかまりもなく、神が共にいることに何のためらいも抵抗もないこと。
この関係を常に保っておられる恵子姉には、罪ゆるされている人だけが持つ静かな喜びの雰囲気が漂い、それが私の心も洗い出してくれるほどの見えない力となって及ぼされるのを感じます。
主を喜ぶことは、まさしく力となるのです。
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キリストの罪の赦しの約束の上にしっかりと立ち、神との正しい関係の中で生かされている恵みを覚え、主を喜ぶ今日として参りましょう。
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