今日のみ言葉【No.1928】(2019年 1月28日)「伝道(2)」
そしてこの御国の福音は、すべての民に対してあかしをするために、全世界に宣べ伝えられるであろう。そしてそれから最後が来るのである。
(マタイ24:14)
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とあるその筋の世界の強面のおじさんから呼び出されて、お茶飲みをさせていただいた(!)ことがあります。
以下、「」内はおじさんの大声、()内は私の声にならない小声です。
お:「お前んとこは人を預かってるそうだな。俺んとこも同じだ。今も一人かくまってる」
私:(いえ、不登校児や心の翼を休めている方々と共に生活しているだけです…)
お:「資金源はアメリカからか?」
私:(いえいえ、皆様の献金によって成り立っています…)
お:「ああやって人を集めて勢力を拡大して、何を企んでいるんだ?」
私:(一人でも多く天国に行けるように伝道しております…)
冷や汗タラタラの時間でしたが、なるほど、あちら側の世界から見るとこう見えるのだな、と勉強になった時間でもありました。
今思えば、あのおじさんも心の底のどこかで救いを求めていたので、何がしかの話をしたいと思っていたのかもしれません。
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伝道とは人にキリストの救いを伝えることです。
ただし、全世界の人が皆救われ、それから神の国が到来するのではありません。
「そしてこの御国の福音は、すべての民に対してあかしをするために、全世界に宣べ伝えられるであろう。そしてそれから最後が来るのである」
(マタイ24:14)
とあるように、キリストの十字架によって罪が赦されるという福音が「全世界に宣べ伝えられ」た後に、終末の主の再臨があり、神の救いが達成されるのです。
ですから、人を集めて勢力を拡大し、その力で全世界をキリスト教化する…、などという考えは聖書には無い考え方です。
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救いはあくまで神の力によってなされます。
御国の福音を伝え、罪の赦しの喜びを味わった人がさらに他の人にこれを伝えていく…。
そうやって伝道は進みます。
ただし、信じる信じないはあくまで聞いた人の選択に任されています。
ですから、全人類が救われるわけではないのです。
しかし、誰が「わたしも信じる」と言うのかは私たちにはわかりません。
それゆえ、私たちは神様からゆだねられた福音を伝えるのです。
さて、知識も力もなく、上手に福音を説明することのできない私たちはどうすればいいのでしょうか?
救いの喜びと平安という本物を持っていれば良いのです。
そこに人は引きつけられ、あなたから救いの良き知らせを聞き、決心していきます。
伝道とはそのようなものなのではないでしょうか。
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救われた喜びの原点に帰る今日として参りましょう。
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