今日のみ言葉【No.1887】(2018年11月26日)「 聖化(1)」

すなわち、あなたがたは、以前の生活に属する、情欲に迷って滅び行く古き人を脱ぎ捨て、心の深みまで新たにされて、真の義と聖とをそなえた神にかたどって造られた新しき人を着るべきである。
(エペソ4:22-24)

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教会に来ると、よく、

「私は救われました」

という言葉を聞きます。

多くの方々は、

「救われるとは天国行きの切符を手に入れること」

と理解しておられるようです。

しかし、救いはもっと豊かな恵みで、多様な面を持っています。

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一瞬でクリスチャンになる決心をし、その場で洗礼を受ける人もいらっしゃいますが、クリスチャンになった方々の多くは洗礼準備の学びをします。

私たちの教会では、

「クリスチャンとなるとは生涯をキリストと共に生きることで、それはキリストと結婚するようなものです」

「相手がどんな人か知らないで結婚するなどということはありません。キリストとはどういうお方かよく学んでから洗礼を受けましょう」

と受洗の前に十分な準備をすることをおすすめしています。

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受洗の学びでは、

「救い主イエス・キリストを信じる時、私たちの全ての罪は赦されるばかりでなく、義と宣言され、そればかりではなく生まれ変わらせられ、キリストと結び合わされ、永遠の命が与えられて、神の子とされるのです」

と救いの教理を習います。

キリスト教専門用語を使うと、

「新生」…霊的な生まれ変わり

「義認」…神の前での法的立場の変化。無罪と認められる事

となります。

新生や義認は私たちの力でなす事はできません。

これらは神の領域でなされる恵みのわざだからです。

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クリスチャン生活の中で私たちが最も多く直面する恵みは聖化です。

この世から召し出され、新生させられたクリスチャンは、その中に新しい心と霊を創造されています。

ですから、み言葉と内住する聖霊によって、実質的に、また人格的にその性質、立場、身分にふさわしい状態に変えられていきます。

そこに私たちの努力が加えられれば更にスピードアップしますが、それが本質ではありません。

クリスチャンの成長の主導権を握っておられるのは聖霊です。

聖霊によって私たちは聖化するように導かれ、その過程で努力したくてたまらなくなるので成長のための訓練を自分に課す、という生き方になっていくのです。

この聖化に関しては続けて学んで参りましょう。

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神の救いの恵みを、日々新たに味わう毎日でありますように…。

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