今日のみ言葉【No.1884】(2018年11月21日)「 苦難の中の支え」

主よ、わたしはあなたのさばきの正しく、また、あなたが真実をもってわたしを苦しめられたことを知っています。あなたがしもべに告げられた約束にしたがって、あなたのいつくしみをわが慰めとしてください。
(詩篇119:75-76)

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「試練は宝」という言葉があります。

ただし、それはその人が試練を宝と変える努力をした結果です。

苦しみが来たら自動的にそれが宝に変わるのではありません。

試練や苦難は両刃の剣で、人を救いもし、滅ぼしもします。

御心に添った悲しみの時は救いをもたらし、この世の悲しみの時は滅びをもたらすと聖書は語ります。

「神のみこころに添うた悲しみは、悔いのない救を得させる悔改めに導き、この世の悲しみは死をきたらせる」
(第2コリント7:10)

ですから試練が来たら、「これは一大事だ」と真正面から取り組まなければならないのです。

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苦難を与えたのは誰あろう神だと今日の聖句は述べています。

「主よ、わたしはあなたのさばきの正しく、また、あなたが真実をもってわたしを苦しめられたことを知っています」
(詩篇119:75)

神が与えた苦難なのだと詩篇119篇の記者は受け入れています。

だから耐えることができ、また、神からの支えがあると信じられるのです。

その信仰がある時、人は神にあわれみを求めることができます。

「あなたがしもべに告げられた約束にしたがって、あなたのいつくしみをわが慰めとしてください」
(詩篇119:76)

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試練や苦難が襲ってきた時は、まず恐れず、それは神から来たものだと見極めることです。

決してあなたを罰するためではありません。

その中にあってあなたを鍛え、更に良き者へと成長させようとするのが父なる神の愛なのです。

それは、イエス・キリストを通して神の子となったあなたをご自分の子として取り扱っておられるからです。

「また子たちに対するように、あなたがたに語られたこの勧めの言葉を忘れている、『わたしの子よ、主の訓練を軽んじてはいけない。主に責められるとき、弱り果ててはならない。主は愛する者を訓練し、受けいれるすべての子を、むち打たれるのである』」
(ヘブル12:5-6)

ここでの「勧め」は今日の聖句の「慰め」です。

ですから、ヘブル人への手紙のこの言葉はキツイ言葉のように思えますが、実は慰めの言葉なのです。

つまり、父なる神の慰めとは父性的慰めであり、

「逃げずに真っ直ぐ進みなさい。私が支えるから私に支えを求めなさい」

というものなのです。

その信仰によって進んでいくので、試練は宝となっていきます。

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人間的な見方で「成功だ」「失敗だ」と見るのではなく、神が試練を通してもたらす宝に目を注ぎましょう。

その人生に絶望はありません。

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