今日のみ言葉【No.1701】(2018年 2月 3日)「 赦しの確信」

彼らの心は神にむかって堅実でなく、神の契約に真実でなかった。しかし神はあわれみに富まれるので、彼らの不義をゆるして滅ぼさず、しばしばその怒りをおさえて、その憤りをことごとくふり起されなかった。
(詩篇78:37-38)

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T兄は自分が神を信じた体験談(証し)を収録したテープをお母さんに聞かせました。

お母さんはクリスチャンではありませんが、踊りのお師匠さんでその道を極めた方ですから、的確かつ手厳しい評価が下りました。

息子さんの証しに対しては、「まだまだだな」。

一緒のテープに入っていた私のメッセージに対しては、「慣れてるな」。

私は人づてにそれを聞いた時、ここで落ち込んではいけないと心にブレーキをかけました。

「なるほど、そうか。もっと霊的になれということだな」

そうやって前向きに生きることが神の御心だと信じるからです。

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有名講師が話す講演会に出席した牧師のケースです。

大物講師が

「風邪をひくような宗教家は偽物だ!」

と壇上から喝破しました。

牧師はちょうどその時風邪をひいていました。

「なるほど、そうか。私はまだまだ成長する可能性があるということだな」

と思って喜んで帰りました。

神のゆるしがある人生を生きていくと、このような瞬時の反応となって現れるようになっていきます。

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すぐに落ち込む自分から、しっかりとブレーキをかけて現状維持できる自分に変わり、ブレーキもアクセルも自由自在に操作できる自分へと成長すると、次の段階は人を引っ張る存在へとなっていきます。

元スーパーモデルのキム・アレキシスさんは結婚の純潔運動家として有名です。

あるテレビ局が「10代の子供たちが、どうすれば安全に避妊できるか」をテーマとしたトークショーを企画し、彼女もゲストのひとりとして招かれました。

キムさんは

「神さま、この機会を感謝します。ここで私に正しい発言をしなさい、ということですね。そして、自分はどんなことを言うべきかを知っていることを感謝します。私が一言、神さまのことを言えば、ここにいる全員が私を馬鹿にすることも分かっています。でも、私は発言します」

と心の中で祈り、堂々とこう言いました。

「神は結婚外での性交渉は間違いであり、必ず害があると言われるのです。罪は必ず悪い結果を生み、その影響は罪を犯した者以外にも広がるのです」

「もし10代の子供たちを妊娠から守り、心が傷つくことや病気からも守りたいのなら、自分を尊重して結婚まで待ちなさいと伝えることです」
(佐藤順主筆、『御翼』第499号より)

番組の制作方針とは違っていたのでしょう。彼女はすぐに黙らせられました。

ところで、なぜ彼女はこんなに大胆に語ることができたのでしょう?

よほど厳格なクリスチャンホームで厳重に守られたお嬢様だったからでしょうか?

実はキム・アレキシスさんはクリスチャンになる前に一度離婚しています。

彼女がこう言えたのは、赦しの確信があったからです。

自分もそうであった、しかしイエス・キリストの十字架によって赦されているから神の真理を堂々と伝えることができる。

キムさんはクリスチャンの夫との間で4人のお子さんを育て、今も全米で活躍しておられます。

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キリストによって罪赦されたことを確信し、今日の一日を歩んで参りましょう。

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