今日のみ言葉【No.1664】(2017年12月12日)「 自然界の救い」
被造物は、実に、切なる思いで神の子たちの出現を待ち望んでいる、……、被造物自身にも、滅びのなわめから解放されて、神の子たちの栄光の自由に入る望みが残されているからである。
(ローマ8:19、21)
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キリンは首が長い。私たちはそんなの当たり前と思っています。
しかし、地上3メートルのところに心臓があり、さらに2メートル上の脳に血液を送るのですから、かなりの高血圧を必要とします。
さて、5メートル下の地上の水を飲むため頭を下げ、次に5メートル上の木の葉を食べるために頭をグイッと上げたら、立ちくらみや脳出血が起きたりしないかと心配しますが、そんなキリンはいません。
ワンダーネットと呼ばれる特殊な毛細血管の塊が後頭部にあり、これが上手に脳の血流をコントロールしているのだそうです。
私はこのような事実を見聞きすると、進化論に懐疑的になります。
生き残るために上の方の葉を食べるために首が伸びた…、などという説明で、このような身体全体のシステムは説明できないと思うのです。
やはり、最初から長い首の生き物として周到に設計されたと考えるのが妥当なのではないでしょうか。
自然界は神によって創造され、この自然界もキリストの到来によって救われることが聖書に記されています。
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アダムとエバ以来、自然界はその影響で本来のあるべきレベルでないところに落ちていることが次の聖句で表されています。
「あなたが妻の言葉を聞いて、食べるなと、わたしが命じた木から取って食べたので、地はあなたのためにのろわれ、あなたは一生、苦しんで地から食物を取る」
(創世記3:17)
「地」すなわちこの自然界は、かつては完全な調和の中に置かれ、全てが納得できる環境にありました。
しかし現在は、美しいハーモニーが感じ取られる部分もありますが、不調和の部分が見られます。
聖書はそれを「地はあなたのためにのろわれ」と表現しています。
特に、人間の手が入った場所での環境汚染などはその典型です。
パウロは自然界(被造物)を擬人化した表現で、キリストの救いが完成されることによって自然界も完全な調和が達成されることを次のように述べています。
「被造物は、実に、切なる思いで神の子たちの出現を待ち望んでいる、……、被造物自身にも、滅びのなわめから解放されて、神の子たちの栄光の自由に入る望みが残されているからである」
(ローマ8:19、21)
あなたがイエス・キリストの救いを得ると、周りの環境も救われて変わっていくとは何と素晴らしいことでしょう。
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かといって、洗礼を受けた翌日からあなたの部屋が自動的に綺麗に片付いていくというわけではありません。
神と自分との関係、そして究極的には神とイスラエルとの関係が正され、あるべき姿に戻ると、地球環境は神が最初に意図されたエデンの園のような調和を取り戻すということです。
ひとり子のイエス・キリストを贈られたほど自分は神から愛されていることがわかると、生きる力が湧き上がり、前へ進むエネルギーが与えられるのです。
人生の目的がわかり、何のために命与えられ生かされているのかがはっきりすると、人はその方向に向かっていきます。
そして、最大限に機能させるためにはこの場所、この部屋をどうしたらよいかとワクワクしながら考えるようになるので、きちんと整えられた環境になるでしょう。
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救われて、命与えられ、神と結びついていることが先なのです。
まず、確かな神とのつながりを確認していきたいものです。
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