今日のみ言葉【No.1615】(2017年10月 2日)「 痛みを通して御心を学ぶ」

「イスラエルよ、あなたがたのうちに、滅ぼされるべきものがある。その滅ぼされるべきものを、あなたがたのうちから除き去るまでは、敵に当ることはできないであろう」
(ヨシュア記7:13)

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私は毎年「こだわり農法」で育てられたある農家のみかんを購入しています。

宅配便で届けられたその日のうちに、一旦みかんを全部取り出してチェックします。

必ず1個はグシャッと潰れて傷んでいたり、カビが生えているものがあったりするものです。

知らずに放っておいて、そのカビが他のみかんに移ってもったいない思いをした経験からの防衛手段です。

1個の腐ったものを見過ごすと全体が腐ってしまい、本来は祝福であるはずのものが呪いへと変わります。

神はイスラエルを祝福の基とし、救いを全世界に届ける器として選ばれました。

それを阻むものは早い段階で取り除かれます。

ヨシュアを代表とするイスラエルは痛切な体験を通してこのことを学びました。

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エリコでの大勝利の後、アイの町攻略に向かったイスラエルは予想外の大敗北を喫してしまいます。

そのショックでヨシュアから想像もできないような弱音が出ています。

「われわれはヨルダンの向こうに、安んじてとどまればよかったのです」
(ヨシュア記7:7)

私が意訳すればこうなります。

「こんなことになるなら神様の言うことなんか聞かないで、どこへも行かず、何もしないほうが良かったんだ…」

さらに、今度は自分たちが滅ぼされる恐怖を訴えています。

「カナンびと、およびこの地に住むすべてのものは、これを聞いて、われわれを攻めかこみ、われわれの名を地から断ち去ってしまうでしょう」
(ヨシュア記7:9)

再び私の意訳だと、

「死ぬー!いや、もう死んだー!」

です。

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「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」とプロ野球の野村監督が言ったごとく、敗者の側には必ず負けた原因があります。

神は敗北を通して人に重要なことを教えようとなさいます。

決して人間を責めたり落ち込ませたりするために負けを味わわせるのではありません。

アイでの敗北は、イスラエルの民の慢心からくる手抜きが原因とも見えますが、神様が一番教えたかったことは、

「イスラエルよ、あなたがたのうちに、滅ぼされるべきものがある。その滅ぼされるべきものを、あなたがたのうちから除き去るまでは、敵に当ることはできないであろう」
(ヨシュア記7:13)

ということでした。

アカンという一人の人が奉納物を私物化し、盗みの罪を犯していたのです。

聖なる神は、聖なる使命を果たすべきイスラエルの中にこのような存在があることを許されませんでした。

アカンとその一族は全て滅ぼされてしまいます。

神の民として生きる時、神の御心を甘く考えたり軽く考えたりしてはいけないのだと彼らは学んだのです。

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時に神は私たちの人生にも厳しい裁きをなさいます。

それはより多くの収穫を得るために不要な枝を切り落とす剪定バサミのようなものです。

祝福になるという一点だけを見つめ、痛みを通して神の御心を学んで参りましょう。

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