今日のみ言葉【No.1450】(2017年 1月16日) 057 「十字架上の二人の犯罪人」(3)

イエスは言われた、「よく言っておくが、あなたはきょう、わたしと一緒にパラダイスにいるであろう」。
(ルカ23:43)

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出産・育児の雑誌で「赤ちゃんの名前ランキング」という記事を目にすることがあります。

2016年のトップ3は、

男の子…「蓮(れん)」「大翔(ひろと)」「陽翔(はると)」

女の子…「陽葵(ひまり)「陽菜(ひな)」「結愛(ゆあ)」

だそうです。

名前をつけたら出生届を14日以内に役所に提出します。

たとえば今年(2017年)の元旦に生まれたお子さんなら1月14日までですが、「最終日が土日祝日に当たるときは、翌開庁日まで」となっているので、今日が届け出の締切日です。

出生届は戸籍の中にその人の存在が書き込まれる手続きですが、神のいのちの書に私たちの名前が書き込まれ、歴史の中に確かな存在として刻み込まれる「きょう」というものがあります。

今日の聖句はその宣言です。

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イエス様は悔い改めた犯罪人に、パラダイスに共にいるという約束を与えてくださいました。

十字架につけられる程の重い罪を犯した人であっても、素直に救いを求めるなら、イエス様は即座に救いを与えてくださいます。

「よく言っておくが、あなたはきょう、わたしと一緒にパラダイスにいるであろう」
(ルカ23:43)

彼の名前が神のいのちの書に正式に書き込まれた瞬間です。

その言葉を聞いた時、肉体的には激痛の中にあるにもかかわらず、彼の心の中では平安が支配したことでしょう。

イエス・キリストは、悔い改める者を即座に救ってくださるお方です。

それは、きょう、この日に起こって良いことなのです。

あなたが

「イエスよ、あなたが御国の権威をもっておいでになる時には、わたしを思い出してください」
(ルカ23:42)

と、イエス・キリストを心に救い主として受け入れるだけで、神と共なるパラダイスにいる日々が始まるのです。

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Nさんは5人家族のお父さんです。

最初に奥様が救われ、次に娘さん。

お二人に誘われて教会にたびたび顔を見せるようになられましたが、やはりまだ予防線を張っておられる雰囲気が感じられました。

しかし、ご自分の年齢や健康状態の変化に気づき、深く考えた末に、イエス様を救い主と受け入れ、クリスチャンとなられました。

洗礼式が終わった後、教会の皆さんとお茶のひとときを持った時、Nさんは

「受洗された今の心境はいかがですか?」

という質問を受けました。

すると、

「いや、うちにはまだ救われていない家族が二人残っておりまして…」

という口上から始まりました。

そこにいた人たちが目を丸くし、一瞬の沈黙の後、大爆笑!

つい先日まで予防線のあちら側にいた人が、今はこちら側からの立場で語っておられ、何十年も前からクリスチャンであったかのような口調で話し始められたからです。

Nさんも、自分の意識が全く変えられてしまったことに驚いておられました。

神はこのように私たちの心を変えて下さるのです。

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今日、心の方向転換を決心するだけで、神はパラダイスの中に入れて下さいます。

今までとは全く違った人生が用意されていることを信じ、今日の一日を神様の方向に向かって歩んで参りましょう。

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