今日のみ言葉【No.1391】(2016年10月20日) 037 「18年間病に苦しんだ女と会堂司」(1)
安息日に、ある会堂で教えておられると、そこに十八年間も病気の霊につかれ、かがんだままで、からだを伸ばすことの全くできない女がいた。
(ルカ13:10-11)
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あなたは18年前、何歳でしたか?
その時に突然、体を伸ばすことができなくなり、あれこれ治療の手を尽くしたが、現状維持がせいぜいですと言われ、完治しないまま今日まで生活を続けてきたとしましょう。
どんな気持ちで今日の朝を迎えるでしょうか?
それがルカ13章に出てくる18年間病に苦しんだ女の気持ちです。
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18年間も体を伸ばすことのできない彼女の苦しみは、私たちの想像を遙かに越えたものであったことでしょう。
しかし、人目を気にしながらも、神への信仰を持ち続け、会堂での集会に来ていました。
病の中での信仰と希望があったということですが、おそらくは、ただただ神の憐れみにすがりつくのみだったのではないかと思われます。
この信仰を通して、イエス様は癒しの業を彼女の上に成し遂げられたのです。
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どうしようもない。
この苦しみを味わい尽くすと、ゆだねることが簡単になります。
神にゆだねるという1つの選択肢しかなくなるからです。
ゆだねることには恐怖が伴いますが、もうどうしようもないのですから、普通の人がなかなか飛び越えられない所を軽くポンと飛び越えられます。
そして、
「あとは神に揺さぶられるのを我慢して、事が終わるのを待てばいいのだな」
という覚悟ができてきます。
この女は、神の憐れみにだけすがりつく、という一点で、会堂に来続けていたのです。
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病気になったら、そのことゆえの神の御心を求めましょう。
イエス・キリストとの出会いが今日ありますように…。
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