今日のみ言葉【No.1193】(2015年12月 8日)
ゴグよ、終りの日にわたしはあなたを、わが国に攻めきたらせ、あなたをとおして、わたしの聖なることを諸国民の目の前にあらわして、彼らにわたしを知らせる。
(エゼキエル38:1)
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先週、私の親戚の家が隣家からの延焼で全焼してしまいました。
法律では、重大な過失と認められない限り出火元に損害賠償を請求することはできません。
日本では火災保険に入るなりして自分で自分を守らなければならないのです。
あっという間に家財を失う災難が襲う現実。
世の終末時、イスラエルに対する預言で神はそのことを知らせておられます。
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エゼキエル書第38章には、イスラエルが安心して暮らしているところに、突如として
「マゴグの地のゴグ」
を中心とする諸外国の軍隊が攻め込んで来ると記されています。
2015年現在、中東ではイスラエルに関わる紛争が絶えませんし、それが全世界への無差別テロとして広がり、どこまで拡大していくのわからない不安な状況の中に私たちは置かれています。
しかし聖書の預言を見ると、
「多くの日の後、あなたは集められ、終りの年にあなたは戦いから回復された地、すなわち多くの民の中から、人々が集められた地に向かい、久しく荒れすたれたイスラエルの山々に向かって進む。その人々は国々から導き出されて、みな安らかに住んでいる。」
(エゼキエル38:8)
とありますから、近い将来必ず中東の和平は達成され、テロは無くなり、戦争の噂など耳にもしない時代がやってくるのです。
ユダヤ人は契約の民ですから
「みな安らかに住んでいる」
という言葉から察すると、厳重な和平条約がいくつも結ばれ、全世界が証人となるほどに注目され、
「本当にもう大丈夫だ。安全は確保された」
と保証された生活を送ることができるのでしょう。
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しかしそれでも、条約を破って侵略される未来が描かれています。
「マゴグの地のゴグ」とは何を表すかはまだ分かりませんが、一説によれば、「メセク」とは「モスクワ」、「トバル」とは「トバリスタン」(今のウクライナ)の古語であると言われています。
そうすると「北の果」という表現と辻褄が合います。
誤解なさらないで下さい。ロシアやウクライナが悪の国と決めつけているわけではありません。
「わたしはあなたを引きもどし、あなたのあごにかぎをかけて」
(エゼキエル38:4)
とあるように、どうしても出て行かざるを得ない何らかの状況に、未来のその国が追い込まれ、結果としてイスラエルへ攻め込む…、ということになるのではないかと思われます。
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結局は戦争となる人類の歴史。
しかしそのことを通して神は、
「わたしの聖なること」
を表す、とおっしゃっています。
そこに私たちは目を注ぎ、そこから離れて他の状況に目を移してはなりません。
しっかりと見るべきものを見、神の御業を探し出す眼力を養うことが大事です。
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火事にあった私の親戚は、心をスパっと切り替えました。
失ったものをいつまでも見ているのではなく、これからの未来に目を向けるよう、意識を変えたのです。
ですから、隣家のご主人がうなだれているのを見て、
「あなたががっかりしていてどうするの。あなたは自分の家族を支えなさい!」
と励ましてきたそうです。
見るべきところを間違えると、恨みつらみしか出てきません。
人を生かす思いが出てくるところに目を向けて行くこと。
これが思わぬ出来事に出会った時にしっかりと目を据えるべき所です。
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神はご自分が聖なる方であることを、様々な出来事を通して示してくださいます。
聖なる神を見出す今日の一日として参りましょう。
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