今日のみ言葉(2011年4月26日)【No.37】
「このように、わが口から出る言葉も、むなしくわたしに帰らない。わたしの喜ぶところのことをなし、わたしが命じ送った事を果す。」
(イザヤ書55:11)
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今日の聖句の中心は、「わが口から出る言葉も、むなしくわたしに帰らない」というところです。神が発せられた言葉はむなしく帰らない、とは、その言葉は必ず何らかの変化をもたらすということです。神の言葉が語られた所では、「結局何も変わらなかった」ということは決してありません。必ず神の御心がなされ、神も人も共に喜ぶ結果が生まれるのです。
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これはフィンランドの首都ヘルシンキの教会でのお話です。
「町の真ん中にも教会が必要だ。是非造りたい」と、彼らは祈り始めました。しかし、法律で土地の用途の変更は禁止されており、教会建設はあきらめざるを得ないという意見が大勢を占め始めました。
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その時、ある人々が「もっと祈って父なる神様に知恵を求めよう」と祈り始めました。聖書の中に、
「あなたがたのうち、知恵に不足している者があれば、その人は、とがめもせずに惜しみなくすべての人に与える神に、願い求めるがよい。そうすれば、与えられるでろう。」(ヤコブの手紙1:5)とあるからです。
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すると、二人の建築家が、「ヘルシンキの町のど真ん中に、大きな岩盤が地表に露出して放置されたままの土地がある。この岩をくりぬいて礼拝堂を造りたい」というアイディアを出してきました。
岩盤の原型はそのままとなるため、市はこの計画を許可し、1969年、銅板製のドーム型の天井をつけたテンペリアウキオ教会(別名「岩の教会」)は完成しました。
今や日曜日の礼拝だけでなく、週日は世界中から観光客が訪れるフィンランドの名所となっています。
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神の言葉がむなしく帰ることはありません。今日もそのみ言葉に希望を持って生きていきましょう。
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