今日のみ言葉【No.957】(2015年 1月17日)
主はその愛する者に、眠っている時にも、なくてならぬものを与えられるからである。
(詩篇127:2)
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「美人は夜つくられる」という言葉をご存知ですか?
私たちが全く意識しない睡眠中に、体内では様々な働きがなされています。
特に、疲労回復や肌の再生のための成長ホルモンがもっとも活発に分泌されるのが夜なのです。
その時間帯は、夜10時〜午前2時頃。
人はこれをシンデレラタイムと呼んでいます。
この時間にしっかり睡眠を取って翌日のお肌の調子が良くなるように、神様は定めておられるようです。
私たちの努力ももちろん大事ですが、その土台となる神の働きを無視していたら、本末転倒です。
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詩篇127篇は、バビロン捕囚から帰って来た人々が神殿を再建する際に歌った詩だとされています。
かつてソロモンが建てた壮麗な神殿は戦で焼かれ、略奪され、堅固であったはずの城壁も破壊され、跡形もありませんでした。
イスラエルが学んだことは、神の許しがあって全てのことがなされる、ということです。
それを忘れて、
「あなたがたが早く起き、おそく休み、辛苦のかてを食べる」
ほどに一生懸命働いても、それは、
「むなしいことである。」
強調されています。
さらに、
「主はその愛する者に、眠っている時にも、なくてならぬものを与えられるからである。」
(詩篇127:2)
とあります。
全く無防備な就寝中に、神は人間の生命維持のために、なくてならぬものを与えておられるほど人を愛しておられるのです。
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全く何もできない睡眠中にも神があれこれと働いておられることを知ったのですから、余計な思い煩いはこの際捨てて、今晩から神に全く委ねて眠りましょう。
「神様、今日もいろいろありましたが、あれもこれも、私の手にはおえません。おゆだねします。ムニャムニャ…。」
と休めるのが最高の眠りのつきかたではないでしょうか?
そして翌日、あれほどゆだねたと言ったのに、何か事が起きたとしましょう。
その時は、
「神がお許しになってこの一つのことが起きるようになさったのだ」
「私にこの事態を処理する力があるから神が許可されたのだ」
と考えて、その問題解決のために全力を注ぎましょう。
その日の終わりに、ヘトヘトになって、何も出来ずに寝床に向かった後、神はあなたに働いて下さいます。
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目先のことに惑わされず、神の守りが自分の知らない間にあることを信じ、今日も前へ進んで参りましょう。
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