今日のみ言葉【No.4018】(2026年10月 5日)「生活の処方箋(353)『聖書的な人材育成』」

また、ゆだねられた者たちの上に権力をふるうことをしないで、むしろ、群れの模範となるべきである。
(第1ペテロ5:3)

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「金を残すは三流、事業を残すは二流、人を残すは一流」

と言われるように、この時代、最も必要な事は、良き人材を残すことです。

それでは、どのように人を育てさせていただけばよいのでしょうか。

こちらが濡れているのに、相手に「乾いて、燃えよ」と言っても、なかなか伝わらず、指導はむずかしいものです。

自らがそのように生きていないのに、ただ理屈だけを教えても人は育たず、知識だけが増していくからです。

まずは、こちらが「そうあって欲しい」と願うように生きることです。

これにまさる指導方法はないようです。

「化して教えるは教えやすい。教えて化するは教えがたい」

と言います。

こうあってほしい、という生き方を、こちらが手本となり、迫力を持って生きている時に、その実体が相手に乗り移っていくようです。

(※田中信生の『生活の処方箋』より)

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「人を残すは一流」であるならば、聖書は人材育成についてどう語っているでしょうか。

ペテロは、指導者たちに対して、「人の上に権力をふるう」のではなく、「群れの模範となる」よう教えています。

「また、ゆだねられた者たちの上に権力をふるうことをしないで、むしろ、群れの模範となるべきである」
(第1ペテロ5:3)

「群れの模範となる」とは、指導者自身がキリストに従って生き、その姿を通して、弟子たちに信仰の道を示すことです。

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人は、相手が言っていることではなく、やっていることでその人柄を判断します。

「言っていることと、やっていることが違う」

ということでは、言っている言葉は建前だと判断され、本心はその行動に表れていると判断されるのです。

たとえば、指導者が「赦しなさい」と教えながら、いつも人を批判しているなら、弟子は「赦し」という言葉よりも、その人の実際の生き方に影響を受け、そのような生き方をするようになります。

逆に、失敗した人に対して赦しを与え、弱い人を支え、困難な時にも祈り続ける人を見るなら、「信仰とはこういうものなのか」と伝わっていきます。

「弟子の心得」という教科書を渡して、そのように生きろと強制するのではありません。

先頭に立つ人が、キリストに従い、その姿を通して相手がキリストに従うよう導くこと。

これが聖書的な人材育成の姿です。

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まず私たち自身が主に養われ、キリストに従って歩む者とならせていただきましょう。

その歩みを通して、次の人へ信仰を受け渡していくことができますように…。

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