今日のみ言葉【No.3988】(2026年 8月27日)「神の仕事に必要な三要素(4)」

もしあなたがたがわたしを愛するならば、わたしのいましめを守るべきである。
(ヨハネ14:15)

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ここまで「計画・献身・指導者」の三つを、神の仕事に必要な三要素として語ってきました。

最後に、その根底にある「神への従順」について、カウンセラーの立場からお話ししたいと思います。

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信徒が牧師に相談をして、最後に、「祈りましょう」「神様にゆだねましょう」と言われて、がっかりしてしまうケースがあります。

牧師が信徒に、

「もう策がないので見捨てられた」

と感じさせたのです。

「もう少し自分の側にいて欲しい」

というのが信徒の本音であり、最も求めていることなのです。

そこを牧師が満たせなかったので、相談している信徒側としては、満足感が得られなかったわけです。

だからといって、手っ取り早く、

「これはこうしましょう。これが最善です。これ以外に答えはありません」

と解決策を提示しても、人は満足しません。

それはまるで、別世界の他人からの言葉にしか聞こえないからです。

苦しんでいる時、人は自分の苦しみの中に一緒にいる人しか視界に入らないのです。

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カウンセラーがまず徹底的に服すべき態度は、絶望を共にすることです。

特に、愛する家族や身近な人を失って、非常なショックを受けている方々を前にした時、カウンセラーは

「自分にはこの人たちの痛みを完全に理解することも、癒やすこともできない」

という、自分自身の無力さと絶望を受け入れなければなりません。

そして、絶望している人のそばにいて、その絶望を一緒に受け止めること。

そこが自分の居場所であり役割だと気づくところから、カウンセリングはスタートします。

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次に、十字架から降りない姿勢です。

イエス・キリストは捕らえられる際、天使の軍団を呼んで逃げることもできたのに、あえて十字架にかかり、神に見捨てられる苦しみを味わい続けることを選びました。

人間の抱える絶望やどうしようもない現実を、魔法のように一瞬で消し去るのではなく、逃げずに共に味わうためです。

「祈りましょう」「ゆだねましょう」が「打ち切りの合図」と受け取られるのは、牧師が十字架から降りたと信徒が感じ取るからです。

カウンセラーは、クライエントから止めどなく出てくる悲しみや恨み辛み、否定的言葉をただひたすら受け、その場で何もできずとも、静かに共にいる時間が必要なのです。

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そして三つ目は、無力でもそこに居続けることを選ぶということです。

苦しんでいる人の前で気の利いた言葉をかけられず、自分は無力で何の役にも立っていないと感じたとしても、逃げずにその場に居続けること。

その「あなたという存在」を通して、神は働いてくださるのです。

うまく行かなくても、神が良しとされるまでそこから離れず共に苦しむことこそが、神の求める「従順」なのです。

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「神への従順」について、深く思いを馳せる一日としてまいりましょう。

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