今日のみ言葉【No.917】(2014年10月18日)
主が基をすえられた都は聖なる山の上に立つ。
(詩篇87:1)
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山形県の特産物なら「さくらんぼ」です。
売り場に大きく
「地方発送承ります」
と書かれてある看板を見て、
「おばちゃん、地方発送って、主にどこに送るの?」
と尋ねると、
「んだな〜、主に東京、大阪だべな〜」
というお返事。
田中信生先生の講演ではこの後すかさず、
「皆さん、今や東京や大阪は【地方】です。」
と言って笑いを誘い、さらに
「世界の中心は米沢です」
と続けます。
自分の今いる所が他よりも見劣りのする場所だ、と思う先入観を拭い去り、
「今この場所が最高の所」
と意識を変えることが、人を幸福に導く勘所です。
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詩篇第87篇は
「主が基をすえられた都は聖なる山の上に立つ。」
(詩篇87:1)
というエルサレム賛美から始まります。
歴史的・地理的に見て、イスラエルは大国に挟まれた小国です。
ですから、エルサレム以上に繁栄している都市は、当時いくらでもありました。
しかし、彼らがなにゆえエルサレムを賛美するかというと、
「主が基をすえられた都」
だからです。
私たちも、自分を卑下せず
「私は素晴らしい存在」
と堂々と言えるのは、
「主が基をすえられたこの私」
という信仰に立つからです。
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私たちに尊さや誇りがあるとすれば、それは
「神はそのひとり子を賜わったほどに、この世を愛して下さった」
(ヨハネ3:16)
からです。
神の子の命が私たちに捧げられ、それほどまでに尊い存在と見られている。
これが
「主が基をすえられた都」
であり、
「主が基をすえられた私」
ということです。
この思いを持って生きることが、すなわち、信仰を持って生きるということです。
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今日も、「主が基をすえられた私」と意識し、自分の人生に誇りを持って生きて参りましょう。
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