今日のみ言葉【No.856】(2014年 7月 1日)
主よ、わたしをさばいてください。わたしは誠実に歩み、迷うことなく主に信頼しています。
(詩篇26:1)
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詩篇第26篇は、いわれなき不当な罪を着せられた時に、
「主よ、わたしをさばいてください。」
(詩篇26:1)
と、神に正しい裁きを訴えるダビデの祈りです。
彼は悪意と敵意に満ちた人々に囲まれ、誰の助けも届かない窮地に追い込まれました。
あなたにも誤解されたり全く根拠のない噂話を広められた経験はないでしょうか?
自分の無実や正当さを主張しても、誰にも信じてもらえず、心が折れそうになる時です。
しかしダビデはこう言います。
「わたしは誠実に歩み、迷うことなく主に信頼しています。」
(詩篇26:1)
神の前に正しい歩みをしていれば、堂々としていればよいのです。
やがてあなたの正しさを認める人たちが出てきます。
全ての人があなたの味方にならなくともよいのです。
真の友人が誰であるかが分かれば、それでよいのです。
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ところで、ダビデはバテシバとの姦淫、その夫ウリヤに対する合法的殺人という大罪を犯しています。
決して彼は罪なき人ではありませんし、常に正しい歩みをしていた人ではありません。
神の前に「誠実に歩み」というのは、完璧な人生を送ることではありません。
そうできない自分を認め、罪の赦しの恵みをいただいて歩むことです。
その人生は毎日の悔い改めの日々でしょう。
しかしそれは
「神様、私はなんとダメな人間でしょう。」
と自分を打ち叩く生き方ではなく、
「神様、この私のためにイエス様を十字架につけて下さり、ありがとうございます。」
という感謝の人生を送ることなのです。
新約の時代に
「迷うことなく主に信頼しています」
というのは、このイエス・キリストの十字架による罪のゆるしを信じ、その約束を神は必ず果たされると信頼しながら生きていくことなのです。
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今日も神の光の中で一日を歩んで参りましょう。
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