今日のみ言葉【No.839】(2014年 6月 4日)
いと高き者よ、あなたによってわたしは喜びかつ楽しみ、あなたの名をほめ歌います。
(詩篇9:2)
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お笑いのバブル時代が終わって、今は「お笑い氷河期」なのだそうです。
そう言えばテレビのお笑い番組はほとんど見られなくなりました。
この時こそ、真に人を笑わせ、喜びを与えられる芸人さんが残ることでしょう。
そして私たちお客様側でも、人生で本当に喜びを与えるものは何かと意識せざるを得ない時代となっています。
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詩篇第9篇は喜びと賛美の言葉で始められています。
「わたしは喜びかつ楽しみ、あなたの名をほめ歌います」
このまま楽しい時がずっと続き、能天気で気楽に暮らしていければどんなにいいでしょうか。
しかし3節以降にずっと続くのは、異邦人の敵が滅ぼされることを願う祈りです。
なぜなら、敵が自分の命を脅かす存在となっていたからです。
あちらを立てればこちらが立たず、こちらを立てればあちらが立たない。
双方ともに幸福で安全となる道が見いだせれば一番良いのでしょうが、多くの場合それは相対的です。
人間のありのままの姿が記されている旧約聖書の限界が示されています。
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新約聖書ではイエス・キリストの十字架による贖罪の恵みがこの限界を溶かし去ってしまいました。
神という絶対者の前では、こちらもあちらも罪人。
キリストがこの世に来られたことにより、お互い赦しの中で生かされる世界が現れたのです。
それは、
「私が正しくてあなたは誤り」
「いいえ、あなたの方こそ誤りで正しいのは私の方」
と善悪二元で真っ二つに割って争う世界ではなく、第3の道が示される世界です。
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あなたにとっての第3の道とは何でしょうか?
祈り求めつつ、今日一日を着実に歩んで参りましょう。
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