今日のみ言葉【No.727】(2013年12月20日)

「主の箱を迎えた所は神聖であるから、わたしの妻はイスラエルの王ダビデの家に住んではならない」
(歴代志下8:11)

——————

今日の聖句は男女差別の言葉ではありません。

ソロモンの妻の一人はエジプトの王パロの娘だったからです。

ソロモンには、

「王妃としての妻七百人、そばめ三百人」
(列王紀上11:3)

がいました。

ソロモン王は多くの外国の女を愛したのです。

ところが、これが彼にとって大きな落とし穴となりました。

彼女らは自分の生まれ故郷の神々を信じていました。

外国から来た妻たちを愛するがゆえに、彼女ら独自の礼拝の要求をソロモンは退けることが出来ません。

若い時のソロモンは聖を保つことが出来ましたが、数にはかないません。

やがて彼の心は真の神から転じ、偶像礼拝へと進んで行きました。

-*-*-*-*-*-*-

神よりも人(ソロモンの場合は外国の女)を愛することが失敗につながります。

これは厳しいようですが真実です。

と同時に、判断するのに非常に難しい問題でもあります。

「人」とは、我が子、夫、妻、お世話になったあの方等々を意味するからです。

目の前にいる家族より神を愛することを選べるのか。

時に本当にギリギリの選択の場面に立たされることがあります。

-*-*-*-*-*-*-

大きな選択はなかなか出来ません。

ですから、日常の小さな選択において、神を愛することを選ぶように自分を習慣づけるのです。

小さな事の積み重ねが大きな事をする時の原動力となるからです。

今日一日のこまごまとしたことこそ、将来の大きな選択の場面に立たされた時の練習問題です。

そこで丁寧に、一つ一つ、神を愛する方を選択すること。

「神様はどちらを選ぶ方をお喜びになられるだろうか?」

その生き方があなたの将来を決定づけます。

-*-*-*-*-*-*-

そのような生き方を続けるコツは、完璧を狙わないことです。

連戦連勝のパーフェクトな生き方を自分に強いると、ある時突然挫折して、もう立ち上がれなくなります。

昨日までの自分と比較して(他人と比較しないで)、ちょっとでもまさっていれば良しとすることです。

「昨日までは10個中10個、全部自分のための生き方をしていたけれど、今日は10個中1個は神様を喜ばす方へ回せた。」

ということを喜びとし、自分をほめてあげるのです。

ハードルを思いっきり下げ、楽々信仰生活を送ること。

ここが真のスタートラインなのです。

-*-*-*-*-*-*-

聖なる人生を共に歩んで参りましょう。

-*-*-*-*-*-*-

●配信停止は下記に空メールを送信して下さい。
del@mikotoba.org

●お申し込みも同様です。
reg@mikotoba.org