今日のみ言葉【No.3471】(2024年10月 8日)「盛大な晩餐会のたとえ(4)」
僕は帰ってきて、以上の事を主人に報告した。すると家の主人はおこって僕に言った、『いますぐに、町の大通りや小道へ行って、貧乏人、不具者、盲人、足なえなどを、ここへ連れてきなさい』。
(ルカ14:21)
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初めて教会に来た頃、
「今度、一品持ち寄り愛餐会というのがあるから、いらっしゃい」
と教会の人からお誘いを受けました。
皆さんそれぞれの料理を持ってくるので、何十種類もの食べ物があるという情報。
しかも無料。
これは男子大学生の胃袋を強烈に刺激しました!
私はポテトチップス一袋を持って参加し、ほぼタダ食いの時間を満喫しましたが、それでは気が引けるので、教会の方々が話すお証しを聞いていました。
あれはかなり有効な伝道方法だったと思います。
イエス様は、そうやってでも人々に伝道しなさいと言っておられます。
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盛大な晩餐会の話の続きです。
最初に招かれた人たち、つまりユダヤ人たちは神の救いの招きであるイエス・キリストを拒絶したことが、このたとえ話で語られています。
さて、このままでは晩餐会の盛大なごちそうが無駄になります。
怒った主人は最初に招いた人たちをあきらめ、別の人たちを招くようにしもべたちに命じました。
同じようにお金持ちで時間に余裕のある人たちでしょうか?
いいえ、違います。
主人が集める人たちは、
「貧乏人、不具者、盲人、足なえなど」
(ルカ14:21)
です。
これは、パリサイ人・律法学者から見たら、救われるはずのない人たちです。
「自分たちは神の国に入れるが、あの人たちは入れるはずはない」
と彼らが思っているような人々を招きなさいと主人は言っているのです。
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まだまだ晩餐会のごちそうには余裕があります。
主人はもっと他の人たちも集めよ、としもべたちに命じます。
「主人が僕に言った、『道やかきねのあたりに出て行って、この家がいっぱいになるように、人々を無理やりにひっぱってきなさい」
(ルカ14:23)
今度は、「町の大通りや小道」という近い場所から離れて、「道やかきねのあたり」という遠くから人を呼んで来いというのです。
新改訳聖書では「街道や垣根のところ」と訳されていますから、町の中心部にあると考えられる晩餐会の場所からはずっと離れた所です。
現代で言うなら、町の外郭を走るバイパスや、郊外の住宅地まで出て行って、という感覚でしょう。
これは私たち異邦人への招きです。
しかも、
「無理やりにひっぱってきなさい」
(ルカ14:23)
ですから、来る来ないの意思確認をして、来たくない人は来なくて良いという安易な誘いではなく、説得してでも連れてきなさいということです。
なぜなら、異邦人である我々は、聖書とは無縁の生活をしており、真の神の知識は何も無いからです。
このようにして集められた人々の群れが、現在のキリスト教会なのです。
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神の招きの恵みの中にいることを再確認する今日として参りましょう。
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