今日のみ言葉【No.3406】(2024年 7月13日)「生活の処方箋(150)『忍耐』」

どうか、主があなたがたの心を導いて、神の愛とキリストの忍耐とを持たせて下さるように。
(第2テサロニケ3:5)

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あきらめず挑戦することと、時には反対に、じっと耐えることが、人生の確かさです。

打たれた何十倍を持ってでも打ち返していくような正義感の強さと同時に、右の頬を打たれたら左の頬も差し出す忍耐心も兼ね備えていきたいものです。

聖書のこの言葉が書かれた当時、右の頬を打たれることは侮辱を意味していました。

普通、右利きの人が相手の頬を打とうとすれば、相手の左頬を打ちます。

相手の右の頬を打つためには手の甲で、逆に打たなければなりません。

ですから、左を打たれることは二倍の侮辱を意味していました。

それでも左の頬を向けてやりなさいと言うのです。

これは、何倍にしても打ち返す以上の強さを必要とします。

忍耐が欠けてきたと言われる若者たちに、私たち大人が、忍耐のモデリングを示すことこそ、21世紀の心の豊かさを作るのではないでしょうか。

(※田中信生の『生活の処方箋』より)

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忍耐を養うには、祈ることです。

「どうか、主があなたがたの心を導いて、神の愛とキリストの忍耐とを持たせて下さるように」
(第2テサロニケ3:5)

パウロのこの祈りが私たちにも注がれていると信じ、か細いながらもあなた自身も祈ることです。

それこそが忍耐の一滴々々となっていて、あなたに忍耐の品性が備わるのです。

祈られていると信じて、自分も祈る。

訓練によって忍耐を身につけるのではなく、恵みによって忍耐を染み込ませていただく。

今日もその祈りを祈る日として参りましょう。

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