今日のみ言葉【No.3294】(2024年 2月24日)「生活の処方箋(113)『情熱が原動力』」

だれかが弱っているのに、わたしも弱らないでおれようか。だれかが罪を犯しているのに、わたしの心が燃えないでおれようか。
(第2コリント11:29)

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夢と希望を実現させるためには、試錬、困難を乗り越えてゆく、内なる動機、モチベーションが鍵となります。

夢を叶えようとする時に、必ず、試練や困難がやって来ます。

また、試練や困難があるからこそ、人は夢を抱き、かなえようとするのでしょう。

夢を追い求めていくと、今の実力以上のチャレンジが来たり、行く手を阻もうとする壁がやって来ます。

しかし、試練、困難と感じないような夢がある時に、意識しないで試練を乗り越えたご経験を、あなたもいくつも持たれたことでしょう。

例えば大好きな人に会いに行くためには、雨でも、嵐でも乗り越えて、会いに向かうように。

すなわち、夢や希望を叶えるためには、

「その暁にどんなすばらしい自分になっているか」

を思い描き、それを紙に書き、その姿を内なる本音の自分に熱く語ることが秘訣です。

その情熱があなたの原動力となるのです。

(※田中信生の『生活の処方箋』より)

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パウロの魂の救いに対する並外れた情熱は、

「だれかが弱っているのに、わたしも弱らないでおれようか。だれかが罪を犯しているのに、わたしの心が燃えないでおれようか」
(第2コリント11:29)

に表されています。

具体的にはコリント教会の人々に対してですが、彼は、

「わたしは神の熱情をもって、あなたがたを熱愛している。あなたがたを、きよいおとめとして、ただひとりの男子キリストにささげるために、婚約させたのである」
(第2コリント11:2)

という思いで彼らに関わりました。

ところが、その愛を受けているにもかかわらず、コリントの人々はパウロに背いていたのです。

それでも彼の情熱が消えず、ますます燃えさかっていったのは、パウロ自身が神に反逆していたのを、全くとがめられもせず、罰を受けることもなく、キリストから愛され、あなたを用いると言われた体験があったからです。

「わたしがあなたに現れたのは、あなたがわたしに会った事と、あなたに現れて示そうとしている事とをあかしし、これを伝える務に、あなたを任じるためである」
(使徒26:16)

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夢を叶え、事をなす原動力は情熱です。

その情熱は、自分のそのままの姿で愛され、赦されているという体験から出てきます。

パウロを通して私たちもその真理を学び、実際に体験する日々を送って参りましょう。

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