今日のみ言葉【No.3222】(2023年11月14日)「パリサイ人への叱責(3)」
あなたがたは、わざわいである。人目につかない墓のようなものである。その上を歩いても人々は気づかないでいる」。
(ルカ11:44)
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人が亡くなったら、お葬式をして、火葬の後にお骨を墓に納めるのが日本の常識です。
しかし、ほぼ100%火葬なのは世界でも日本くらいで、先進国でも土葬は普通に行われています。
土葬が当たり前だった昔、墓場には滅多に立ち寄らないようにするという慣習は、衛生的配慮から出ています。
旧約聖書の律法にもそのような規定があり、人を感染症の危険から守る働きをしていました。
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外側は清く見えても、内側は汚れているパリサイ人への叱責の3つ目です。
パリサイ人の偽善は、内側の悪を隠し、彼らの教えによって人々は汚されてしまうとイエス様は指摘されました。
彼らは「墓」にたとえられています。
「あなたがたは、わざわいである。人目につかない墓のようなものである」
(ルカ11:44)
墓に触れると汚れるという律法の規定が民数記にあります。
「つるぎで殺された者、または死んだ者、または人の骨、または墓などに、野外で触れる者は皆、七日のあいだ汚れる」
(民数記19:16)
イスラエルの墓は横穴式で、町の外れにありました。
墓石が並ぶ日本の情景を思い浮かべてはいけません。
また、お寺や霊園の管理者が雑草を取り、きれいにしている現代の日本の様子とも違います。
人が寄りつかない場所なので、そこは荒れて目立たなくなります。
人が知らずにそこを通って墓に触れてしまえば、先ほどの民数記の規定に抵触し、汚れたことになってしまいます。
「その上を歩いても人々は気づかないでいる」
(ルカ11:44)
とはこのようなことです。
パリサイ人の間違った教えに民衆が触れ、皆間違った方向に行っている現況をイエス様は嘆かれ、パリサイ人らを非難したのです。
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私たちは大なり小なり、パリサイ人的な生き方をしていることがあります。
外側でなく、内側を清めていただくように、神に求める今日として参りましょう。
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