今日のみ言葉【No.3173】(2023年 9月13日)「ヤコブの結婚生活(3)」
ラケルは言った、「わたしのつかえめビルハがいます。彼女の所におはいりなさい。彼女が子を産んで、わたしのひざに置きます。そうすれば、わたしもまた彼女によって子を持つでしょう」。
(創世記30:3)
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不妊治療の一つに体外受精があります。
2019年の厚生労働省の統計によると、この年に生まれた新生児の14人に1人は体外受精児という時代になりました。
夫婦が子を欲しがるのは自然なことですが、創世記の時代、女性が子を産むか産まないかは大変大きなことでした。
ラケルの不妊状態が続いている間に、姉のレアは4人の子を得ます。
ラケルは自分の子供を得ようと、可能な限りの方法を取ります。
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4人の子供に囲まれている姉レアを見て、妹ラケルは妬みを感じ、自分の思い通りにならないイライラを夫ヤコブにぶつけます。
「わたしに子どもをください。さもないと、わたしは死にます」
(創世記30:1)
感情的な言葉と態度を人にぶつけると、相手の中の感情を引き出します。
ヤコブの最愛の妻はラケルなのに、彼はラケルに対して怒りを感じました。
「ヤコブはラケルに向かい怒って言った、『あなたの胎に子どもをやどらせないのは神です。わたしが神に代ることができようか』」
(創世記30:2)
ラケルは自分の理不尽な要求を引っ込め、現実的な提案をします。
「わたしのつかえめビルハがいます。彼女の所におはいりなさい。彼女が子を産んで、わたしのひざに置きます。そうすれば、わたしもまた彼女によって子を持つでしょう」
(創世記30:3)
創世記の時代、一夫多妻は認められていました。
また、女奴隷が主人の子を産んだ場合、その子供は女主人の子となります。
ラケルはアブラハムの妻サラがしたのと同じことをしたのです。
このようにして、何が何でも子を得たいというラケルの思いは、レアとの間の「子作り競争」とも言えるほどの状況を作り出します。
この争いはどのような結果を生み出すのでしょうか?
また、このような人間的思いの中に神の御心はあるのでしょうか?
以下、次回に続きます。
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人間は時に自分の感情の中で暴走します。
神はその私をも受け入れて下さり、神の摂理の中で導いて下さることを信じて参りましょう。
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