今日のみ言葉【No.3168】(2023年 9月 4日)「生活の処方箋(74)『神の時』」
天が下のすべての事には季節があり、すべてのわざには時がある。生るるに時があり、死ぬるに時があり、植えるに時があり、植えたものを抜くに時があり、
(伝道の書3:1-2)
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人は誰もが、全てに終わりのあることを頭で理解しています。
しかし、頭は便利なもので、物事を入れ替えたり、忘れたり、自由自在です。
人生で覚えておくべき最も大切なことは「終わり」、すなわち、誰にも平等に死が与えられていることです。
これは、頭ではわかっていても、日常に紛れて忘れていたり、「まだ先のこと」と目先のことと入れ替えたりします。
このように、終わりを認識しないで生きるとは、今を生きていないのと同じです。
中世の教会の人たちは挨拶に「メメント・モリ」という言葉を日常としました。
「メメント・モリ」はラテン語で、日本語で「死を想え」「死を忘れるな」と訳されています。
どんな時、どんな状況にあっても、終わりのあることを忘れない。
死を意識することによって、現在、今ここに生きる意味や価値を見出すことができるのです。
心に留めて歩んでまいりましょう。
(※田中信生の『生活の処方箋』より)
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旧約聖書、伝道の書の著者は、
「天が下のすべての事には季節があり、すべてのわざには時がある」
(伝道の書3:1)
と書き、神が定めた様々な時を列挙しています。
その最初が、
「生るるに時があり、死ぬるに時があり」
(伝道の書3:2)
です。
人の命の誕生とその終わりの死は、生まれた時からセットとしてあるのです。
したがって、今あなたがしていることは、どこかのある時点で強制的に中断されることを覚えておかなければなりません。
むしろ、ご自分の方から積極的に死という終了時点を意識し、それを終わりとしてではなく、人生のゴールとして見ていくと、「限りある人生」という現実を受け入れやすくなります。
ゴールから逆算して、今あなたがしていることを、
「あと何回できるのだろう?」
と回数を考えてみましょう。
そうすると、今あなたが行っていることが輝いて見えてきます。
平凡な、日常の、ありふれたことが、とても大切なことであったのだと見えてくるのです。
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全てに神の時があることを思い、神の時の流れに沿った生き方をして参りましょう。
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