今日のみ言葉【No.3164】(2023年 8月30日)「ヤコブの結婚(2)」
ラバンは言った、「妹を姉より先にとつがせる事はわれわれの国ではしません。まずこの娘のために一週間を過ごしなさい。そうすればあの娘もあなたにあげよう。あなたは、そのため更に七年わたしに仕えなければならない」。
(創世記29:26-27)
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恋愛において相手のハートを射止めるテクニックは数多くあります。
共通の趣味や興味を見つける、サポートを惜しまない姿勢を見せる、思いがけない贈り物ををして印象づける等々…。
しかし、これらのテクニックを知っている人はそれを見破りますし、もっと上のテクニックを持っている人にはこちらの方が負けます。
真実の愛が最上のものなのです。
神はそれをヤコブに教えるために、ラバンの欺きをお用いになられました。
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ヤコブはラバンに騙されました。
「どうしてあなたはわたしを欺いたのですか」
(創世記29:25)
とヤコブはラバンを問い詰めますが、読者の皆さんはヤコブが同じように人を欺いたことを覚えておられるでしょう。
そうです、父イサクに対してです。
「イサクは言った、『あなたは確かにわが子エサウですか』。彼は言った、『そうです』」
(創世記27:24)
欺きというテクニックを使った者は、さらに上の欺くテクニックを持った人に負けます。
ラバンの方が上手(うわて)だったのです。
神はこの時、ヤコブに自分が犯した罪の報いを味わわせたと言えます。
しかし、それは、懲罰というより矯正という意味での神のお取り扱いです。
二度と嘘をつくことなく、神の前に誠実に真摯に歩むようにとヤコブを訓練される神の愛がこの事件の根底にあることが見えると、聖書理解の流れが良くなり、スーッと進みます。
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ヤコブの7年間のただ働きはレアに対する花嫁料として計算され、ラケルとの結婚のためにさらに7年間彼は働くことになりました。
ラバンの本性は貪欲で自己中心であり、自分のために人を利用する男だということが明らかになりました。
ヤコブはこの人にさらに仕える年数を積み重ねなければなりません。
神様はヤコブを祝福しないのでしょうか?
ここから先は、ヤコブの思い通りにならない人生が続きますが、神のご計画は進んでいたことが明らかにされます。
困難の中にある神の祝福とはどんなものなのでしょうか?
以下、次回に続きます。
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今ある神のお取り扱いに目を向け、愛の人となるためにさらに成長させていただきましょう。
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