今日のみ言葉【No.3098】(2023年 6月 7日)「ヤコブの罪(3)」
彼が近寄って口づけした時、イサクはその着物のかおりをかぎ、彼を祝福して言った、
(創世記27:27)
——————
運動不足を解消する身近な方法のひとつに散歩(ウォーキング)があります。
ウォーキングで私たちが持っている常識と実際の真理が違うことが、様々な医学調査で明らかになっています。
たとえば、ほとんど歩かない生活をしている人が歩き出すと、劇的に健康効果はアップし、死亡リスクを下げます。
しかし、歩けば歩くほど健康が増進するかというとそうではなく、1日に8000歩〜9000歩程度歩けば十分で、そこから先、歩数を積み重ねても、高血圧や糖尿病等への健康効果が劇的に増えるということはないそうです。
また、1週間のうちに8000歩以上歩いた日数と10年後の死亡率の関連を調べたアメリカの健康調査から、京都大学大学院の井上助教らが次の結果を導き出しました。
それによると、死亡率は
1日〜2日歩いた人が14.9%。
3日以上歩いた人が16.5%
となり、その差はあまりなく、ほぼ同じレベルで低くなっていることが判明しました。
●健康に効果あるウォーキングは何歩?週何回?
この研究結果から、毎日歩かないと健康が維持されないというわけではなく、週1日か2日歩いただけであっても健康に良い影響を与えるのだということがわかります。
今日の聖書箇所のヤコブに関しても、私たちが持っている常識と聖書の実際は違っているところがあります。
-*-*-*-*-*-*-
「彼が近寄って口づけした時、イサクはその着物のかおりをかぎ、彼を祝福して言った」
(創世記27:27)
この事実により、ヤコブはイサクから祝福を相続し、それは契約として確定しました。
28節〜29節には、農作物の祝福、諸国民と兄弟の上に立つ祝福、アブラハム契約の祝福の再確認が記されています。
これは契約ですから、一旦結ばれた契約は必ず履行されます。
くつがえすことはできません。
ここまで読むと、ヤコブがまんまとイサクから祝福を奪い取ったかのように見えますが、そうではありません。
これは神の御心が果たされたということです。
ヤコブがアブラハム契約を受け継ぐことは、当初から神のご計画の内にありました。
イサクがそうしないでエサウに継がせようとした誤りを、神がここで正されたのです。
ただし、それはヤコブの罪を通してなされているので、この箇所を読む時に私たちが混乱する気持ちを体験するのはやむを得ません。
-*-*-*-*-*-*-
さて、エサウは帰ってきてこの事実に触れます。
彼はどうするでしょう。
また、ヤコブの罪はおとがめ無しで、彼が得をするばかりで終わるのでしょうか。
以下、次回に続きます。
-*-*-*-*-*-*-
神の契約はいかなる事があっても果たされます。
そのことを覚え、聖書から御心をくみ出して参りましょう。
-*-*-*-*-*-*-
-*-*-*-*-*-*-
□ ^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^ □
■メールマガジン「今日のみ言葉」
■発行責任者:山形ジョイフルチャーチ 丸山芳浩
■ご意見ご感想は、 maruyama@mikotoba.org までどうぞ
■Webサイト mikotoba.org
■Youtube 丸山芳浩師 メッセージチャンネル
www.youtube.com/@joymaru
■御言葉メールの申込、停止は全て自動でなされます。下記メールアドレスに件名も本文も無い空メールを送信して下さい。
☆御言葉メールをお申し込みになりたい方は
→ reg@mikotoba.org
(仮登録メールが送られますので、その中のリンクをクリックして本登録となります)
★御言葉メールを停止したい方は
→ del@mikotoba.org
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません