今日のみ言葉【No.3010】(2023年 2月15日)「イサクの嫁選び(12)」
イサクは夕暮、野に出て歩いていたが、目をあげて、らくだの来るのを見た。
(創世記24:63)
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昔「どっきりカメラ」というテレビ番組があり、ある回で、仕掛け人が街中で困っている風を装い、一般の人がどう反応するかを放送しました。
ルター派の神学者として有名な岸千年(きしちとせ)牧師が、たまたまそこを通りかかり、善きサマリヤ人のように助けてあげました。
さすが牧師!クリスチャンの鑑(かがみ)です。
ところがそれで終わらず、仕掛け人は台本通り、あれやこれやと別のお願い事を出してきます。
普通は途中で音を上げて人は立ち去るのでしょうが、岸先生は最後までかなえてあげようとします。
とうとう仕掛け人の方が降参し、ドッキリだと明かして終わるのですが、テロップに
「親切な変なおじさん」
と出ていたそうです。
真相が明かされていないところで振る舞う仕方がその人の本当の姿です。
イサクは意識することなく、自分が神を信じ、信仰を大切にする人間だということをリベカに示しました。
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「イサクは夕暮、野に出て歩いていた」
(創世記24:63)
とあります。
彼は何をしていたのでしょう?
日本語の聖書では出てきませんが、英語の聖書では
“to meditate”(瞑想するため、黙想するため)
という語が出ています。
彼は夕暮れ時、野に出て、ディボーションの時を持つことを習慣としていたのです。
「リベカは目をあげてイサクを見」
(創世記24:64)
とあります。
リベカは信仰によって結婚を決断した人ですから、同じく信仰によって行動する人だとわかったのです。
二人は会ったこともありませんでしたが、同じ神を見上げ、同じく自分を相手に献身する人だと認め合い、結婚に至ります。
「イサクはリベカを天幕に連れて行き、リベカをめとって妻とし、彼女を愛した。こうしてイサクは母の死後、慰めを得た」
(創世記24:67)
こうして、アブラハムの信仰の決断は、神のご計画として成就したのです。
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神を信じ、信仰によって歩む人には、同じ信仰を持った人との出会いがあります。
常日頃の神への誠実な態度が、どこかで実を結び、神のご計画が進められるのです。
今日も聖書に忠実な歩みをする一日として参りましょう。
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