今日のみ言葉【No.2953】(2022年11月19日)「アビメレクとの契約(2)」
アブラハムはベエルシバに一本のぎょりゅうの木を植え、その所で永遠の神、主の名を呼んだ。
(創世記21:33)
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木を植えると言っても、「植林」は将来木材を得るためで、「植樹」は記念のためです。
今日の聖句の「ぎょりゅうの木」は植樹の方です。
ここでアブラハムは定住することを決断したのです。
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アビメレクと平和の契約を結ぶ際に、アブラハムは以前アビメレクの配下から受けた被害を主張しています。
「アブラハムはアビメレクの家来たちが、水の井戸を奪い取ったことについてアビメルクを責めた」
(創世記21:25)
アビメレクはこれを知らなかったようです。
あるいは、知ってはいても知らないこととして平和の契約をまとめようとして来たのかもしれません。
その辺は想像の域を出ませんが、大切なことは、二人が平和の契約を結び、アブラハムが安全を得たということです。
この場所がベエルシバです。
これは「7つの井戸」あるいは「誓いの井戸」という意味です。
アブラハムはここにぎょりゅうの木を植え、記念とし、長く住むことを決意しました。
事実、アブラハムとその子イサクの活動は、今後べエルシバを中心として展開され、この地において公の礼拝が始まりました。
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私たちの日常には様々なトラブルが起きますが、それら全ては神様から離れたところで起きているわけではありません。
問題と思う出来事があったからこそ、平和の契約を結ぶ意義が生まれ、安全が保証されました。
それだけではなく、
「アブラハムはベエルシバに一本のぎょりゅうの木を植え、その所で永遠の神、主の名を呼んだ」
(創世記21:33)
とあるように、ベエルシバは神を礼拝する場所として長く続くようになりました。
つまり、後になってから、
「あんなことがあったなあ。あの時は大変な思いをしたけど、神様はあのように導いてくださって今があるんだなあ」
と、喜びの記憶となって刻まれるようになるのです。
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問題やトラブルは嫌なものです。
しかし、そこをあえて通らせる神のお考えがあるのだと信じ、あなたなりの「ぎょりゅうの木」を植え、主の名を呼ぶ今日としてまいりましょう。
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