今日のみ言葉【No.489】(2013年 1月23日)
そしてヨセフを祝福して言った、「わが先祖アブラハムとイサクの仕えた神、生れてからきょうまでわたしを養われた神、
(創世記48:15)
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今日の聖句は、ヤコブが我が子ヨセフを祝福している個所です。
まず彼は神と自分との関係を語ることで祈りを始めました。
祖父アブラハム、父イサク、そしてヤコブ自身が仕え、人生を共にした神をヨセフとその子孫らも共にするようにという思いです。
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次に、
「生れてからきょうまでわたしを養われた神」
と神を表現しています。
「養われた」という語は文字通りには「羊を飼う」という言葉です。
ヤコブにとって羊を飼うことは生活そのものでした。
自分が羊を丹精込めて育てるように、神は自分を育ててくれたという実感がこもった表現です。
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今天から、神の愛が実感できる一つの知恵が導き出されます。
それは、何かを一生懸命育てて面倒見る、ということです。
ペットでも植物でも熱帯魚でも、何でもかまいません。
あなたが一生懸命世話をすれば、
「こういう風に神様は私をお世話下さるのだな」
と実感を得られます。
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動物を飼う時の第1関門は糞の始末です。
最初は抵抗があっても、やがてきれいにしてあげることが当たり前になります。
すると、
「神様もこうやって私の汚い罪の部分を受けとめてきれいにして下さるのだな」
と、悔い改めの祈りがしやすくなります。
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イエス・キリストは、
「わたしはよい羊飼である。よい羊飼は、羊のために命を捨てる。」
(ヨハネ10:11)
とおっしゃいました。
私たち人間は時間を費やしてペットや植物の面倒を見るだけですが、イエス様は命を捨てる程までに愛して下さいます。
この方に養われ、その導きに従っていくことが、豊かな人生を生きる真の道です。
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私を養って下さる方の声に聞き従う一日として参りましょう。
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