今日のみ言葉【No.2903】(2022年 9月17日)「3人の客(1)」

ラクダに乗るベドウィン(Traditional Bedouin in Southern Jordan)

そしてアブラハムは凝乳と牛乳および子牛の調理したものを取って、彼らの前に供え、木の下で彼らのかたわらに立って給仕し、彼らは食事した。
(創世記18:8)

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砂漠の遊牧民ベドウィンは、旅人を手厚くもてなす習慣があります。

荒野で宿を断られたら、それは死に直結する重大なことだからです。

アブラハムはまだ割礼の傷が癒えない時に3人の客の訪問を受けます。

彼はどうしたでしょうか?

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3人の客の訪問を受けたアブラハムは、ものすごいもてなし方をします。

ユダヤの伝承によると、彼はこの時、割礼の傷の痛みを覚えて、その癒やしを待っている期間にいました。

それなのに、彼は走って動き回ります。

「天幕の入口から走って行って彼らを迎え」(2節)

「アブラハムは急いで天幕に入り」(6節)

「アブラハムは牛の群れに走って行き(7節)

また、彼が客人たちに言ったのは、「水をすこし」(4節)と「一口のパン」(5節)を持ってくることです。

ところが実際はそれどころではありません。

「急いで細かい麦粉三セヤをとり、こねてパンを造りなさい」(6節)

「柔らかな良い子牛を取って若者に渡した」(7節)

アブラハムは高級食材を用意するように命じ、客を待たせないように急いで調理させ、そして、

「アブラハムは凝乳と牛乳および子牛の調理したものを取って、彼らの前に供え、木の下で彼らのかたわらに立って給仕し、彼らは食事した」
(創世記18:8)

と、最上級の接待をしたのです。

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さて、いくら旅人をもてなすのが習慣だと言っても、この3人は突然訪れてきた見ず知らずの人たちです。

傷の痛みをこらえ、最も良い料理を出すほどの理由があったのでしょうか?

実はあったのです。

それは冒頭の

「主はマムレのテレビンの木のかたわらでアブラハムに現れられた」
(創世記18:1)

にあります。

以下、次回に続きます。

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私たちも、いつでも神の人をおもてなしできるように準備し、実力を養って参りましょう。

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Posted by maruyama