今日のみ言葉【No.2726】(2022年 1月21日)「死に対する権威(5)」

NASAの太陽観測衛星から撮影した太陽の画像

「若者よ、さあ、起きなさい」と言われた。すると、死人が起き上がって物を言い出した。イエスは彼をその母にお渡しになった。
(ルカ7:14-15)

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空に輝く太陽の内部では、水素同士が結合してヘリウムとなる核融合反応が起きていて、莫大なエネルギーを生み出しています。

この反応を起こすためには本来1億度の高温が必要ですが、太陽の中心部分はそれよりずっと低い1600万度です。

これは量子トンネル効果のおかげです。

1億度という高い障壁の下の方に、あたかも穴(トンネル)を掘って向こう側にすり抜けているかのようにして核融合反応が続けられ、私たちに光と熱が送られているのです。

イエス様の今回の奇跡は、人々の確かな信仰を要求せずに行われたという点に特色があります。

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「若者よ、さあ、起きなさい」
(ルカ7:14)

というイエス様の言葉によって、彼は生き返りました。

「すると、死人が起き上がって物を言い出した」
(ルカ7:15)

ここで注意すべき点は、この場にいる誰一人として、

「イエス様、どうかこの死人を生き返らせて下さい」

と願う者はいなかったということです。

つまり、皆悲嘆にくれていて、

「イエス様は死者をよみがえらせてくださる御方だ」

という信仰を持っていなかったということです。

ですから、ここは、誰も信仰を持っていなくても、イエス様の憐れみによって起きた奇跡だと言うことができます。

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イエス様の憐れみは、先に書いたトンネルのようなものです。

高い代償を払わずに、今送っている平安な生活があることに気づき、感謝の生活を送ることが私たちがなすべき分です。

神の憐れみに目を向ける一日でありますように…。

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