今日のみ言葉【No.1769】(2018年 6月 4日)「 キリスト教の絶対性(2)」

この人による以外に救はない。
(使徒4:12)

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おもしろ聖書クイズです。

イザヤにはあるが、エレミヤにはない。ユダにあってイエス様にはない。そしてなんと「使徒行伝」にはあって「使徒の働き」にはないものとは何でしょう?

(ヒント:まじめに考えてはいけません)

答は

「 ゛」(濁点)

です。

これを応用すると、

「モーセには無く、パウロは半分だけあり、ガンジーは2つ持っていた。な〜んだ?」

などと言って人を煙に巻くことができます。

(注:「 ゜」は半濁点という)

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キリスト教にあって他にないものの2番目は、十字架と復活です。

イエス・キリストが十字架上で死なれたのは、全人類の罪を神の子の命でもって償うためでした。

聖書ではこれを「贖い(あがない)」と言います。

「人の子がきたのも、仕えられるためではなく、仕えるためであり、また多くの人のあがないとして、自分の命を与えるためである」
(マルコ10:45)

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「贖い」を表すギリシャ語は、奴隷市場で奴隷を買う時に使われる言葉です。

人は罪の奴隷となり、罪が命じることを行う存在となりました。

現実生活の中で、やってはならないことをやり、やらねばならぬことをやらないことがあります。

わかっていてもできない、したくない、やってられない…。

正しいことができないで罪の方向に行くのが人間の姿です。

この罪の奴隷である人間を買い戻し(贖い)、自由にするために高価な神の子の命が払われたのです。

これが「キリストの十字架」に込められた意味です。

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そして、罪の代価は完全に支払われたことを証明する領収書が「キリストの復活」です。

このことをパウロは「初穂」という語を用いてこう説いています。

「しかし事実、キリストは眠っている者の初穂として、死人の中からよみがえったのである」
(第1コリント15:20)

初穂とはその年の最初の収穫物です。

初穂が良ければその年の収穫は良いことがわかります。

そして、早々と出た初穂に続いて、やがて次々と穂が実ります。

つまり、キリストによる罪の赦しを信じる者は、キリストと同じように間違いなく復活するということを表しているのです。

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十字架と復活というキリスト教の核心をつかむ今日として参りましょう。

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