今日のみ言葉【No.2594】(2021年 7月24日)「神を知り、自分を知る」
知恵を得るのは金を得るのにまさる、悟りを得るのは銀を得るよりも望ましい。
(箴言16:16)
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ある証券会社が、「もしもイチローが社長だったら!?」というテーマで本人にインタビューをしました。
彼はアメリカ大リーグで数々の記録を塗り替えましたが、最も難しかったのは1シーズン262安打という記録だったと述べています。
そこでイチロー選手が社長になったとしたら、彼は会社の社名を
「株式会社263」
とするそうです。
262本の自分の限界の先を見ての数字が263だからです。
●Youtube動画「もしもイチローが社長だったら!?」
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聖書は、人生成功の鍵は知恵を得ることだと述べています。
「知恵を得るのは金を得るのにまさる、悟りを得るのは銀を得るよりも望ましい」
(箴言16:16)
イチロー選手のインタビューを見ると、彼がいかに自分を知り、その自分に合わせた会社を作っていこうとしているかが伝わってきます。
職場にいることが楽しいし、仕事をするのが楽しい。
そんな会社を作る社長であるためには、自分自身をよく知ることが重要だということは極めて明快です。
自分を知り、自分の限界を知ってそれを認めて生きることは、誰にでも当てはまる良き人生の生き方です。
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さて、自分を知ること以上に大切な知恵があります。
それは、主を恐れて生きる生き方です。
「主を恐れることは知識のはじめである」
(箴言1:7)
神が存在し、その神は他のどんな存在にも優る力のある方であると知ることは知識の初めなのです。
まず神の存在を認め、「神の意志を第一とする」と優先順位を決定すると、迷いはなくなります。
選択が迫られる時、自分にとって損か得かで頭を悩ませる時間は短くなり、
「そうだった。神様を第一とするのだった」
と気づかされ、たとえ損に見えようが、神の意志に沿っていると思える決断を実行に移す時、長い目で見ると祝福につながっている場合が多いのです。
実際のケースで、あるスイーツショップが、通常使う材料でない別のものを使ったため、品質が落ちた可能性に気づきました。
健康に問題があるわけではないので、黙っていても何も問題はありません。
しかし、店主は正直にそれを明らかにし、店頭に張り紙をしただけでなく、ホームページでも告知しました。
お客さんはどう思ったでしょうか?
「なんだ、そんなものを売っている店なのか」
と批判したでしょうか?
それとも、
「きちんと情報公開する信頼の置ける店だ」
と思うでしょうか?
今でもそのお店が繁盛していることがその答えになっています。
神を第一とする知恵をいただいている店主は、従業員やお客様等、あらゆる人々の祝福の基となっているのです。
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最後に一言。
神を第一とする時に、自分の限界と衝突する時があります。
霊的に進もうとする時に、肉の欲にぶつかります。
理想を追おうとする時に、現実と妥協することが実際的に見えます。
自己犠牲や献身の呼びかけを聞く時に、安楽や贅沢な方向に向かいたくなります。
その時、優先順位を「神第一」としていれば決断は簡単なのですが、無理を重ねてはいけません。
自分を知るという知恵を与えられている私たちは、当然自分の限界を知り、それ以上やったら自分は壊れることを知っています。
「やるべきことはわかっているが、それができない自分の限界がある。それでも神に従うべきか?」
という所に置かれる時があるのです。
そこで、世界一に立ったイチロー選手の動画で言っていることが参考になります。
「限界だと思っているのであれば、いったんそこで立ち止まってみるのはすごく大事なことだと思います。そうすると次の限界が見えてくるものなんです」(3分25秒〜)
世界最高峰に立った人は、その先の眺望が見えるのです。
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神を第一とし、自分の限界を知る。
この二つを両立させる生き方は、今日あなたが精一杯神の御心に励むことです。
「ここまでだ。もう進めない」と感じるまでやったら、一休みしましょう。
神様はそこから先の次の限界を示して下さり、私たちを成長へと招いて下さるのです。
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