今日のみ言葉【No.2566】(2021年 6月19日)「ひとかけらずつ彫る」
「しかしあなたがたは勇気を出しなさい。手を弱くしてはならない。あなたがたのわざには報いがあるからです」
(歴代志下15:7)
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山を動かすにはどうしたら良いでしょう?
トラック1台分の土砂を次々と運ぶことです。
中国の万里の長城やエジプトのピラミッドはどうやって作られたのでしょう?
石を一つ一つ積み上げたのです。
では、大理石から美しい彫刻を作り出すにはどうしたらいいでしょう?
もうおわかりですね。
ハンマーや鑿(のみ)を使ってひとかけらずつ彫っていくのです。
あなたが今取り組んでいる苦難の中に美しい神の作品があるにちがいないと信じ、一度にひとかけらずつ彫っていくと、やがてそこに思いもよらない作品が現れるのです。
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善王アサは南ユダ王国の宗教改革に励み、それは預言者アザリヤによって、
「しかし、悩みの時、彼らがイスラエルの神、主に立ち返り、彼を求めたので彼に会った」
(歴代志下15:4)
と評価されました。
人が悔い改め、心が神に向かって定められたのなら、後はその方向に向かって進むのみです。
そのように行う時、
「しかしあなたがたは勇気を出しなさい。手を弱くしてはならない。あなたがたのわざには報いがあるからです」
(歴代志下15:7)
という保証が伴うのです。
あなたがアサ王と同じく、悔い改めて神の御心の方向に向かっているなら、この御言葉はあなたにも適用されます。
そのためには、手を休めずに鑿を振るい、ひとかけらずつ彫り進んでいく作業を続けるのです。
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吉田兄は昭和20年代の若い時に肺結核を患い、命の危機を目の当たりにしました。
しかし、療養生活の中でキリスト教の通信教育に出会い、イエス様を信じて救われました。
彼は永遠の命を得ただけでなく、当時出始めたばかりのストレプトマイシンという特効薬で肉体の命も助かり、生きていられることを本当に神に感謝しました。
さて、吉田兄の肺活量は病気のせいで人の半分しかありません。
平均寿命より長くは生きられないだろうということは覚悟していましたが、
「神様から与えられた命を大事に生きよう」
と希望を持ち、呼吸器リハビリを行っている長崎大学まで出かけ、呼吸器周りの筋肉を鍛えたのです。
一息、一息、大切に呼吸をする人生は、同じ病を持っている方々への先駆者となり、多くの人を励ましました。
彼は80代まで生き、礼拝を続け、模範的信仰者として教会の宝の存在となり、見事に天に凱旋して行かれました。
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神の報いがあると信じ、今日もあなたなりの一歩を続けて参りましょう。
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