今日のみ言葉【No.2487】(2021年 3月 6日)「復活の朝を目指して生きる」
あしたに、あなたのいつくしみをもってわれらを飽き足らせ、世を終るまで喜び楽しませてください。
(詩篇90:14)
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詩篇第90篇の表題は「神の人モーセの祈」とされています。
モーセは神と親しく語り、神の力を誰よりも知る人でした。
特にこの詩篇では、人間の命を死で終わらせる権威をお持ちの神に祈りの焦点が当てられています。
「あなたは人をちりに帰らせて言われます、『人の子よ、帰れ』と」
(詩篇90:3)
神は人間の罪を知っておられます。
「あなたはわれらの不義をみ前におき、われらの隠れた罪をみ顔の光のなかにおかれました」
(詩篇90:8)
モーセは神の怒りのもの凄さを知っていますから、神に嘆願します。
「主よ、み心を変えてください。いつまでお怒りになるのですか。あなたのしもべをあわれんでください」
(詩篇90:13)
そして今日の聖句の祈りへとなるのです。
「あしたに、あなたのいつくしみをもってわれらを飽き足らせ、世を終るまで喜び楽しませてください」
(詩篇90:14)
「あした」とは「朝」のことです。
この祈りはイエス・キリストが復活した朝に答えられました。
新約聖書の時代に生きる私たちは、このモーセの祈りが答えられた時代に生きているのです。
私たちがそれを真実のものとして実生活に取り入れた時、永遠の命が働き、この世で生きている間から、神のいつくしみで飽き足り、人生が終わるまで喜びと楽しみが尽きない生き方ができるのです。
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モーセの祈りがキリストの復活によってかなえられたと信じる人生は、たとえていうとこのようになります。
私は山形に住んでいるので山形新幹線を使います。
終点は東京駅です。
大宮を過ぎ、上野を出るといよいよだと思います。
すると乗客は2種類に分かれます。
「やれやれ、着いた」
とのんびり車窓を眺めるお客さんと、さっさと荷物をまとめてシートを元に戻し、降りる準備に急いでいる方々です。
私は後者の方でした。
なぜなら目的地は大阪で、東京駅で東海道新幹線に乗り換え、「のぞみ」に乗るまでの乗り継ぎ時間がわずか10分だったからです。
東京駅で終りではなく、その先に次の列車と駅が待っている人とでは、客室での最後の時間の過ごし方がまるで違います。
おわかりでしょうか?
死で人生は終りだと考える人の人生の終末の生き方と、死の向こう側に次の新たな人生が待っているのだと考える人の生き方では、このように違ってくるのです。
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復活の朝があることを信じ、次の永遠の世界での生き方を心がける今日として参りましょう。
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