今日のみ言葉【No.2312】(2020年 7月 4日)「心の絵の具で神の幻を描く」
幻がなければ、民はほしいままにふるまう。しかし律法を守る者は幸いである。(新改訳)
(箴言29:18)
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会堂建築の際、建築士さんから「○平方メートルの敷地に高さ○メートルの…」と説明されてもピンときません。
しかし、完成予想図の絵を1枚見せてもらえば全員の心が奮い立ちます。
イメージ、幻、ビジョンには強力な推進力があるのです。
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今日の聖句は、だからどんどん幻を描きなさい、と勧める御言葉としてよく引用されます。
確かにビジョンを描くことは重要ですが、神の御心にかなった幻でなければ私たちはとんでもない方向に引っ張られるかもしれません。
同じ箇所を口語訳聖書は
「預言がなければ民はわがままにふるまう」
と訳しています。
これは出エジプト記でモーセが神の山に登って麓から離れた時、イスラエルの民が金の子牛を作り、偶像礼拝をし、戯れたことを暗に示しています。
預言とは神が遣わした預言者を通して与えられた言葉であり、幻です。
神が与える正しい預言をしっかり心の内に保ち、私たちの頭の中にイメージとして幻を描き、実行に移していくのです。
そうすれば、情熱あふれる人生が正しい形で展開されていくことでしょう。
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イザヤ書第35章には神が与える美しい幻があります。
「荒野と、かわいた地とは楽しみ、さばくは喜びて花咲き、さふらんのように、 さかんに花咲き、かつ喜び楽しみ、かつ歌う。これにレバノンの栄えが与えられ、カルメルおよびシャロンの麗しさが与えられる。彼らは主の栄光を見、われわれの神の麗しさを見る」
(イザヤ35:1-2)
これはイスラエルがバビロン捕囚から回復される近未来の預言ですが、遠未来では黙示録の患難時代の次にある千年王国の預言です。
35章の最後はこうなっています。
「主にあがなわれた者は帰ってきて、その頭に、とこしえの喜びをいただき、歌うたいつつ、シオンに来る。彼らは楽しみと喜びとを得、悲しみと嘆きとは逃げ去る」
(イザヤ35:10)
新約聖書の福音に触れている私たちは、これはイエス・キリストによって罪あがなわれた者たちに与えられている祝福だということがわかります。
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このような幻を思い描き、心の中に絵を描きましょう。
可能思考のロバート・シュラー師はその著の中で、
「あなたの心はキャンバス、意志の力を絵筆、思考を絵の具として、心の中のアイディアを色にたとえてみなさい」
と勧めています。
幸せなアイディアは赤か黄色でしょうか。
落ち込んだ気分は灰色、怒りは黒、愛はブルー、成長しようというアイディアは緑…、というふうにです。
イエス様にあがなわれたアーティストとして、神様に与えられた夢が完成した絵を心の中に、彩り豊かに描くのです。
つまり、あなたが神と共に歩む御計画の完成予想図を、あなたの心の絵の具を存分に使って描き、そしてそれを見ながら今日を生きるのです。
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神様から幻をいただき、心の絵の具を使って描いていきましょう。
そこに情熱あふれる充実した人生があります。
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