今日のみ言葉(2012年 2月9日)【No.240】
「さてイエスは山に登り、みこころにかなった者たちを呼び寄せられたので、彼らはみもとにきた。」
（マルコ3:13）
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今日の聖句はイエス様が12人の弟子たちを選んだところです。
どんな人が「みこころにかなった者」なのでしょうか？
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ペテロは情熱的でリーダータイプの人です。
しかし、いざ窮地に立たされると、イエス様を「知らない。私とは無関係だ」と自分を見失う弱さを持っている人でした。
ヤコブとヨハネは「雷の子」というあだ名をつけられるほど短気な兄弟でした。
トマスは疑り深い男です。復活のキリストを最後まで信じなかったのは彼です。
シモンが所属していた熱心党は、ユダヤ民族独立を願う反政府勢力で、目的のためには暴力をも厭わないという集団でした。
イスカリオテのユダは大変有能な人でしたが、イエス様を裏切った弟子です。
弟子たちは一癖も二癖もあり、とてもとても羊のように素直で従順な優等生タイプの集団ではなかったのです。
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そのような人たちがなぜ選ばれたのでしょうか？
彼らはイエス様から「呼び寄せられた」のです。
自分から来たのではありません。
能力や資格があったり、弟子としての適性にかなっていたからではなく、そのままの姿で「私に従って来なさい」というお言葉をいただき、その言葉に従ったのです。
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これを就活にたとえてみると、在学中に「キリストの弟子コース」を履修していない学生が、
「あなたを採用するから我が社に来なさい。採用後に弟子という名にふさわしくなるように養成します。」
と言われてその会社に入社するようなものです。
入社後に大事なことは、弟子として何の力もないのに自分を採用し、弟子として立てて下さった方に寄りかかっていることです。
イエス様のそばで養いを受ける人こそ「みこころにかなった者」なのです。
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私たちがみ言葉にふれ、神に心を寄せているところに、神の選びの不思議があります。
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