今日のみ言葉(2011年7月5日)【No.107】
「神はわれらの避け所また力である。悩める時のいと近き助けである。このゆえに、たと
い地は変り、山は海の真中に移るとも、われらは恐れない。」
(詩篇46:1-2)
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神が共におられるなら、前向きにどんどん進んでいくことができます。
「もし、神がわたしたちの味方であるなら、だれがわたしたちに敵し得ようか。」(ロー
マ8:31)
このような勢いある生き方の勧めと同時に、聖書の至る所で、イエス様が静かな場所を選
んで退かれたことが書かれてあります。
「しかしイエスは、寂しい所に退いて祈っておられた。」(ルカ5:16)
神の子のイエス様でさえ、あえて休みを取り、活躍の場から意識的に退かれました。
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聖書は立ち向かうだけではなく、退くことを重要視しています。
現実から逃避することではなく、「神を避け所とする」、ということです。
その時にすることは、じっくりと「主を待ち望む」ことです。
一滴一滴したたり落ちる天からのしずくを受け、じわりじわりと神の恵みがしみわたって
くるのを感じながら、カァーッと燃え立った自分を冷まし、神の前には無に等しい一人の
人間に戻る時間なのです。
「年若い者も弱り、かつ疲れ、壮年の者も疲れはてて倒れる。
しかし主を待ち望む者は新たなる力を得、わしのように翼をはって、のぼることができる。
走っても疲れることなく、歩いても弱ることはない。」
(イザヤ40:30-31)
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神を避け所とする静かなひとときを持って参りましょう。
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