今日のみ言葉【No.2135】(2019年11月 2日)「恐れるな」
ヤコブよ、あなたを創造された主はこう言われる。イスラエルよ、あなたを造られた主はいまこう言われる、「恐れるな、わたしはあなたをあがなった。わたしはあなたの名を呼んだ、あなたはわたしのものだ。
(イザヤ43:1)
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失恋の相談を苦手としているカウンセラーがいます。
話を聞いてもどうしても共感できないと言うのです。
実はこのカウンセラーは初恋の人と結婚したので、片思いも失恋の経験もありません。
体験が無いことを共感するのは難しいのです。
それでもあれこれ想像し、似たような失望の体験を思い出して代用しようとしますが、相談相手からすれば隔靴掻痒(かっかそうよう)、靴の上から足の痒い所を掻いてもらった感じのみで終わります。
しかし神様は深く共感して下さいます。
なぜなら、神は片思いも失恋も経験しておられるからです。
イスラエルへの強烈な片思いの愛はイザヤ書において表わされています。
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今日の聖句では
「あなたはわたしのものだ」
(イザヤ43:1)
と、強烈な愛が表現されていますが、それは相手が良い人だからではありません。
神が愛するイスラエルは、
「主にむかって罪を犯し、その道に歩むことを好まず、またその教に従うことを好まなかった」
(イザヤ42:24)
という反逆の民です。
恋愛中は相手が自分を多少困らせることが「可愛い」と魅力的と映ることがありますが、それも程度の問題です。
神は愛するがゆえにこのイスラエルに対して怒りもしますが、メロメロになって「"I love you." アイラブユー」を言っているのがこの箇所なのです。
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さて、片思いをした方ではなく片思いされた経験のある人、つまり今まで何とも思っていなかった人から突然告白された経験のある人はおわかりでしょうが、最初は戸惑い、驚き、むしろその人を敬遠するものです。
ある場合はストーカーのように感じます。
なぜなら相手はあまりにも多くの「良くしてあげよう」という計画とアイディア満載で迫ってくるので、それが「支配」と感じられるからです。
しかし、徐々に相手を知り、本当に私のことを愛しているのだとわかってくると、安心できます。
そこから先は相手の言葉を信頼して行動します。
なぜなら本当に自分を愛してくれるのなら、その人は決してこちら側が不利益になることや悪いことをしないからです。
神が私を愛していると信じたなら、その後はその言葉通りにこちらが動くことです。
「恐れるな」
(イザヤ43:1)
と言われているのですから、恐れないで進むのです。
すると、神があなたに対して持っておられた「良くしてあげよう」というプレゼントの箱がどんどん開かれていく人生が始まるのです。
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恐れながらも一歩進んでいくことが恐れないで生きる生き方です。
今日が神の祝福に包まれた一日でありますように…。
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