今日のみ言葉【No.2076】(2019年 8月21日)「あなたの目に光が見えるまで」

2019年8月21日

「やみはわたしをおおい、わたしを囲む光は夜となれ」とわたしが言っても、あなたには、やみも暗くはなく、夜も昼のように輝きます。あなたには、やみも光も異なることはありません。
(詩篇139:11-12)

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人間の目は素晴らしい能力を持っていますが、可視領域があり、見える光と見えない光があることがわかっています。

電気製品ではあえて色を付けていますが、実は紫外線と赤外線は見えません。

しかし、昆虫や鳥類はそれらの光を感知できるので、人間以上の動きができるわけです。

神にあってはなおさらで、今日の聖句の通り、やみも暗くはなく、夜も昼のように輝きます。

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人生ある時、

「やみはわたしをおおい、わたしを囲む光は夜となれ」
(詩篇139:11)

と叫びたくなる時があるものです。

失恋した時、後悔した時、祈ったとおりにならなかった時、自分では良いと思って信じてやって来たことが実は周囲に迷惑をかけていたと知った時、等々。

一切を葬り去って明日にでも死にたいと思うくらい辛くても、人は本当に死んでしまうことを恐れ、生きたいと思う存在です。

そのためには過去を見ないで生きることが一番簡単で手っ取り早い方法です。

「やみはわたしをおおい、わたしを囲む光は夜となれ」
(詩篇139:11)

とは、頭隠して尻隠さず、責任逃れの子どもじみた思いなのですが、窮地に追い込まれてパニックになった人間の脳は5歳児程度に低下するのです。

建物の非常口のサインが文字ではなく、走る人の絵であることがその証拠です。

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たとえ人間にとっては闇のような世の中で、一寸先にどんな危険が待ち受けているかわからない恐怖の世界であったとしても、神にあって闇は暗くありません。

むしろその逆で、

「夜も昼のように輝きます」
(詩篇139:12)

と言われています。

あなたにとっての夜は、神にあっては昼であり、その夜のようなわけのわからない状態は神の目にあっては昼のように輝いているというのです。

このことを、ただの気休めや、典型的前向き肯定的フレーズだという程度に収めてしまわないことが鍵なのです。

それは神の言葉を人間のレベル以下に閉じ込めてしまうことだからです。

神を制限してはいけません。

今あなたにとっての闇は、神にあっては真昼のように輝いていると信じ、そちらのほうが霊的現実であるとして、現実生活の舵を神の目で見える方に切るのです。

あなたのすべてを知っておられる神は、そこからあなたの目に光が見えるまで導いて下さいます。

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夜も昼のように輝いているという神の現実を信じ、その光の中を今日も歩んで参りましょう。

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