今日のみ言葉(2011年11月7日)【No.188】
「人にはそれはできないが、神にはなんでもできない事はない」
(マタイ19:26)
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今日の聖句は、イエス・キリストが
「富んでいる者が天国にはいるのは、むずかしいものである。」
と言ったところに続いて語られています。
お金がある人は救われない、と言っているのではありません。
頼りになると思われる強力なもの「富」があれば、それをわざわざ手放してまで神にゆだねることは非常に難しいのだと言っているのです。
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自分の手にあるものを手放すには、目に見えない内なる自分との戦いを経なければなりません。
収納に関する本を読み、家の中を整理して身軽な生活を送ろうとして片付け始めると、途端に出てくるのは、
「これは捨てられない」
「これは思い出の品だから取っておこう」
「後で使うかも知れない」
という思いです。
ですから、捨てる物と取っておく物を分別する際には、第三者に介入してもらい、判断してもらうと、痛みを覚えながらも整理は進みます。
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自分の過去の生活や、断ちきれない思いがあったとしても、それは当然なのです。
しかし、
「人にはそれはできないが、神にはなんでもできない事はない」
と力強く語って下さるイエス・キリストが私たちの救いを完成して下さるのです。
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あなたが握っているものはなんですか?
人は握っているものに振り回されます。
あなたが振り回されているものとは何でしょうか?
気になって気になって、いつも頭の片隅がその事、あるいは、その人のことで占められているとしたら、それがあなたが握っているものです。
正直に、はっきりと、
「手放せません」
「手放せばいいとわかっていてもできません」
と告白しましょう。
それがゆだねる第一歩です。
そこから、不可能を可能にする神が働いて下さいます。
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「ゆだねられない」と告白するところから始めていきましょう。
そこからゆだねる人生が始まります。
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