今日のみ言葉【No.1931】(2019年 1月31日)「礼拝」
もし、きょう、あなたがたに命じるわたしの命令によく聞き従って、あなたがたの神、主を愛し、心をつくし、精神をつくして仕えるならば、
(申命記11:13)
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コメディー映画『天使にラブ・ソングを…』(原題: Sister Act)は、アメリカで6ヶ月を記録する大ヒットロングランとなり、主演のウーピー・ゴールドバーグの人気を不動のものにしました。
わけあって修道院にかくまわれた主人公が、さびれた教会の聖歌隊を現代風にアレンジして大活躍するストーリーですが、こんな生き生きとした讃美あふれる礼拝ならいいなあ、と多くの人が思ったことでしょう。
●映画のワンシーン(字幕あり)
さて、聖書がいう礼拝とは何でしょうか。
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天地万物の造り主なる神、そして神の御子イエス・キリストは何と素晴らしい御方なのだろうと讃美し、お祈りするのが礼拝です。
形式は各教会でいろいろありますが、根本的精神は同じです。
旧約聖書では
「もし、きょう、あなたがたに命じるわたしの命令によく聞き従って、あなたがたの神、主を愛し、心をつくし、精神をつくして仕えるならば」
(申命記11:13)
と述べられ、神を愛し、敬い、心から服従する儀式として表されています。
新約聖書では
「神は霊であるから、礼拝をする者も、霊とまこととをもって礼拝すべきである」
(ヨハネ4:24)
とあるように、礼拝は単なる儀式ではなく、「霊とまこととをもって」神を崇める霊的行為であることが教えられています。
形から入ってもいいですし、中身から始めてもいいのです。
自分の命という存在そのものを創造された造り主なる方を見上げること。
それが礼拝なのです。
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命の源なる方を意識し、その方との交流が始まると、生活の中でチラリホラリと神の働きが見えてきます。
教会の礼拝に行くことを優先すると、不思議に行かなくてもよい所には行かなくて済み、しなくても良いことはせずに済んでしまうということを体験します。
周りの人たちが「あの人はクリスチャンだから」と配慮してくれるから、ということも理由の一つとしてあげられます。
しかし、それだけでは説明できないことが日常生活の中で起きてきます。
私が初めて教会の礼拝に参加した時は、工学部応用化学科の学生でした。
ですから、極力科学的であろうと身構え、虎視眈々と牧師を監視しながら話を聞いたものです。
ところが、意識のし過ぎだろう、都合よく考え過ぎなのではないか、と自分なりに思うのですが、礼拝に行ってみると、その後、霊の目が開けて神の働きが見えてくるらしいのです。
とうとう降参して神を信じ、今は牧師の端くれとして奉仕させていただいています。
これと同じことがすべての人に起きるわけではありません。
人間を花に例えるなら、神様は各人各様の花の活かし方を心得ておられます。
ですから、あなたがまず礼拝に出て、そして生きた神様を体験し、礼拝とはこういうものかと体験することが第一にすべきことなのです。
そこから先は神ご自身があなたを導いて下さいます。
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神を見上げる時を持つ今日として参りましょう。
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