今日のみ言葉【No.1902】(2018年12月13日)「 聖化(6)」
神よ、どうか、わたしを探って、わが心を知り、わたしを試みて、わがもろもろの思いを知ってください。
(詩篇139:23)
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我が家のハイビスカスにアブラムシが付いたので、今年の夏はあまり花を咲かせませんでした。
私は余った牛乳を葉や枝にかけたり、木酢液を噴霧したりしましたが効果はなく、
「これはもう自然の摂理なのだ」
と諦め、こまめに歯ブラシでアブラムシを払うのみでした。
園芸に詳しい方が見かねて、
「これ使って」
と差し出されたスプレーを一吹き。
間もなくアブラムシは姿を消し、ハイビスカスはぐんぐん葉と枝を伸ばし始めました。
「なるほど、害虫が栄養を吸収していたんだな。悪いものが除去されるとこんなに成長するものか」
と驚く私のそばでどんどん花が咲き始め、とうとう12月まで花を咲かせ続けました。
人間も同じです。
花の咲かない人生を標準としてはいけません。
人の心に付くアブラムシ。つまり罪があなたの聖化を妨げているのです。
罪はそれを告白することによって除去できます。
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人が聖化されるための訓練の2番目は「祈り」です。
それは罪の告白の祈りです。
「人間なんてどうせこんなものなのだ」
とあなたの罪をうやむやにしたり、妥協したりせず、次の御言葉のように祈り、自分の罪を光の下に晒しましょう。
「神よ、どうか、わたしを探って、わが心を知り、わたしを試みて、わがもろもろの思いを知ってください」
(詩篇139:23)
必ず示されることがあります。
以前はそれらはあってはならないものでした。
しかし今は違います。
もうそれを覆い隠す必要はありません。
義の太陽であるイエス・キリストがもうすでに昇っておられるのです。
「しかしわが名を恐れるあなたがたには、義の太陽がのぼり、その翼には、いやす力を備えている。あなたがたは牛舎から出る子牛のように外に出て、とびはねる」
(マラキ4:2)
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具体的には次の御言葉の約束を基盤として、祈りの中で神に罪の告白をし、赦しをいただくことです。
「もし、わたしたちが自分の罪を告白するならば、神は真実で正しいかたであるから、その罪をゆるし、すべての不義からわたしたちをきよめて下さる」
(第1ヨハネ1:9)
告白というギリシャ語はホモロゲオーと言います。
これは、「ホモ(同じ)+ロゲオー(言う)」という2つの語が合わさってできた語です。
つまり、聖書で言う告白とは、
「神と同じことを言う」
ということです。
自分では
「そうかなー、これが罪なのかなー。みんなやっていることだし、自分でもあまりそうだとは感じないんだけどなあ…」
と思っていても、神様が罪だとされるなら、感情は伴わなくとも、
「神様、このことは罪でした」
と言うことが告白するということです。
基準を自分の気持に置くのではなく、神の言葉に置くのです。
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ただしこれは「自白を強要されている」ということではありません。
あくまでも
「神よ、どうか、わたしを探って、わが心を知り、わたしを試みて、わがもろもろの思いを知ってください」
(詩篇139:23)
と祈り、心に示された
「ああ、あれは罪だったなあ」
と思わせられることを告白し、イエス・キリストの十字架によって罪がゆるされているという信仰の上に立って赦しを信じるという生き方です。
成長するクリスチャンは毎日これをやっています。
心のアブラムシをこうやって取り除いていく時、神の恵みは上から注がれ、人はどんどん花を咲かせ、実を結ぶ人生を送っていくのです。
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神様とつながるパイプは常に空っぽにしておくのが一番良い状態です。
さらに聖められたクリスチャンへと成長していく今日として参りましょう。
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