今日のみ言葉【No.3473】(2024年10月10日)「ヨセフへの遺言」
イスラエルは死ぬ時が近づいたので、その子ヨセフを呼んで言った、「もしわたしがあなたの前に恵みを得るなら、どうか手をわたしのももの下に入れて誓い、親切と誠実とをもってわたしを取り扱ってください。どうかわたしをエジプトには葬らないでください。
(創世記47:29)
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約束の仕方には、子供が交わす「指切りげんまん」という可愛いものがあります。
強い決意を表すために、指を切って流れた血で「血判状」を作った時代もありました。
ヤコブの遺言は契約のようなもので、非常に強い思いが込められています。
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ヤコブは自分の死が近づいていることを感じ取り、ヨセフに遺言を残しました。
「もしわたしがあなたの前に恵みを得るなら、どうか手をわたしのももの下に入れて誓い、親切と誠実とをもってわたしを取り扱ってください。どうかわたしをエジプトには葬らないでください」
(創世記47:29)
相手の手を自分のももの下に入れさせる契約の仕方というのは、大変厳粛な契約をするということです。
アブラハムはしもべエリエゼルを呼んで、イサクの嫁探しを命じました。
その時、
「あなたの手をわたしのももの下に入れなさい」
(創世記24:2)
と言っています。
「ももの下」とは生殖器を表す婉曲的表現です。
男性の急所中の急所ですから、非常に大事な部分です。
そして、そこは今後の子孫に通ずる器官ですから、もし約束を破った場合は子孫からの復讐に遭うという意味も含まれています。
ですから、もっと強い意を表す契約形式なのです。
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ここで表されているヤコブの願いは、
「どうかわたしをエジプトには葬らないでください」
(創世記47:29)
です。
これはエジプトが嫌いだからということではなく、カナンという神が与えた約束の地に必ず戻るのだという強い決心を表しています。
ヤコブはこの遺言を通して、子孫たちにカナンの地こそ自分たちが住むべき土地であると教えたのです。
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あなたが帰るべきホームはどこでしょうか。
神がおられる天こそ帰るべき場所であることを信じ、目標をはっきりとさせる今日として参りましょう。
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