今日のみ言葉(2012年 1月21日)【No.224】
「しかし、女は近寄りイエスを拝して言った、『主よ、わたしをお助けください』。」
(マタイ15:25)
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「うちの息子が手に負えません。何とか言ってやってもらえないでしょうか。」
「娘には何を言っても効き目がありません。どうにかならないものでしょうか。」
というご相談を受ける時がよくあります。
しかし、わが子を助けて下さい、というのは本当の願いではないのだ、ということを今日の聖句は語ります。
人の本当の願いは、「わたしをお助けください」なのです。
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この女の必死の願いに対して、イエス様は冷たく無視されたり、明確に拒否されたりしました。
窮地に追い込まれたこの女性は、いよいよ本当の自分を現すことになります。
それがこの「わたしをお助けください」なのです。
娘のことで煩わされてどうしようもなくなっているこの私を助けて下さい、ということです。
イエス様は「本当のあなた」と出会いたいのです。あなたの建前とお付き合いしたいのではありません。
本当の自分を包み隠さず、光の中に差し出す時からあなたの生活は新しい方向に進み出します。
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私たちは神の拒絶の前で初めて本当の自分を知ります。
それでも、神の導きの中にいるのだ、と確認する時を持って参りましょう。
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