今日のみ言葉【No.1892】(2018年12月 1日)「 主を待ち望む」
すべて主を待ち望む者よ、強くあれ、心を雄々しくせよ。
(詩篇31:24)
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Jアラートが鳴り、いつミサイルが降ってくるかと心配していたのは去年の夏でした。
国際情勢に詳しいテレビ解説者が、「まあ、そんなことはありませんよ」と鼻で笑っているかのように余裕しゃくしゃくでいたのが不思議でした。
ところが1年後、ミサイルだ防空だなどと騒いでいたことを全く忘れて普通に生活している私たちです。
一般人より多くの情報に触れ、それを正しく分析できる専門家は的確な判断が出来るのです。
目先の出来事に一喜一憂せず、全知の神に信頼を寄せて生きることが大事なのだと思わされます。
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詩篇第31篇は、ダビデがサウル王に追われ、マオンの荒野にいた時に詠んだとされています。
ダビデの居場所をサウルに密告する者があり、彼は捜索隊に囲まれました。
逆にサウルの到来をダビデに知らせる者ありで、一体誰が敵か味方かわからない非常に混乱した状況にダビデは置かれました。
ところが、いよいよ見つかってしまうかという時に、ペリシテ人襲来の知らせがサウルに届き、彼らは急遽引き返します。
ダビデは九死に一生を得ました。
詩篇第31篇には、事態の進行の如何によって翻弄されているダビデの気持ちのアップダウンが事細かに記されています。
特に22節のリビングバイブル訳は秀逸だと思います。
「私は『主に見捨てられた』と口走りました。しかしそれは早合点でした。確かにあなたは、私の願いを聞き入れてくださったのですから」
まさにクリスチャン「あるある」ではないでしょうか!
そのようなことがあっての最終節、つまり試練にもまれた末の結論が今日の聖句なのです。
「すべて主を待ち望む者よ、強くあれ、心を雄々しくせよ」
(詩篇31:24)
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「途中経過はいろいろあれど、最後には神が最善をなしてくださる。うまく行きそうにないとがっかりしていても、必ず事態は変わる。神が動いてくださるのを待て」
それがダビデの結論でした。
ですから、神に信頼を寄せることを第一としなければなりません。
「主よ、わたしはあなたに寄り頼みます」
(詩篇31:1)
そして、心が折れそうになり、めげそうになることが起きても、
「すべて主を待ち望む者よ、強くあれ、心を雄々しくせよ」
(詩篇31:24)
と、まず自分で自分を励ますのです。
そうやって耐えしのいでいる中で神の働きは浸透していきます。
神の業はいきなりにはなりません。
神は秩序を重んじられる方なので、何でも順番があり、段取りを踏んで物事を成就なさいます。
主を待ち望む。
これが人間である私たちに求められていることです。
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神の業は必ず成ることを信じ、今日の一歩を進めて参りましょう。
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※御言葉メールのスケジュールは、
・月曜と木曜…キリスト教入門講座
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となっております。
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