今日のみ言葉【No.1206】(2016年 1月13日)

天の神のあわれみを請い
(ダニエル2:18)

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「み言葉メールが届きません」というメールを複数の方々から受け取ります。

そのほとんどが、ご自分が設定した「迷惑メール設定」が原因です。

知らずに「み言葉メール」を受信拒否にしていらっしゃるのです。

私の方からも、「迷惑メール設定を変更して下さい」とメールを送るのですが、直後に「届きません」というエラーメールが返って来ます。

ご本人はそのようなことに一切気づいておられないので、「み言葉メール希望」「再送して下さい」というお願いメールを送って来られます。

さてどうしたらいいか?

どうしようもないので、私は今、天の神のあわれみを請いながら、解決策を祈っています。

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ダニエル書第2章はネブカデネザル王の夢の解き明かしです。

王は自分が見た夢を語らずに、その夢の意味するところを教えよ、という理不尽な要求をします。

まるでテレビのクイズ番組の司会者が、問題もヒントも出さないで、「さあ、解答者の皆さん、答えて下さい」と言っているようなものです。

しかも、答えを出さなければ皆の命は奪う、というこれまた乱暴な命令を出します。

バビロンの知者すべてが命の危機にさらされ、それがダニエルらにも及んできました。

ここに至って、

「共にこの秘密について天の神のあわれみを請い、ダニエルとその同僚とが、他のバビロンの知者と共に滅ぼされることのないように求めた」
(ダニエル2:18)

のです。

彼は天の神のあわれみを請い、そして

「ついに夜の幻のうちにこの秘密がダニエルに示された」
(ダニエル2:19)

という祈りの答えを得ました。

その結果、彼らの命が救われただけでなく、ダニエルらはバビロンの国の高官に任ぜられることになったのです。

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「天の神のあわれみを請い」という個所がキーポイントではないでしょうか。

祈りが神への「注文」だと、自分の思った通りのものが来なければ、「これはおかしい!」と腹を立てるかもしれません。

しかし、「信頼」に土台を置く祈りは、自分の身を低くして「あわれみを請う」姿勢をとるのです。

お店への注文でベストの反応は、「早い、安い、うまい」です。

神様は私たちの祈りに、素早く、こちら側が犠牲を払わず、しかも人間の思った通りの結果としてお応えになる時もあるでしょう。

まさに、「早い、安い、うまい」です。

しかしその正反対の、「遅い、高い、まずい」という時もあるのです。

祈ってもなかなか聞かれず、月日ばかりが過ぎ、忍耐を要し、しかも結果は好反応とは思えない…。

ここで私たちは、「注文」だったのか「信頼」だったのか、を問われます。

神様は私たちとの間に「顧客関係」を築きたいのではなく、「信頼関係」を築きたいのです。

「神は最善と成して下さると信じます。この小さき者の祈りをお聞きください。」

という信頼を基とした祈りをする者へと、神は私たちを導いて下さるのです。

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神との信頼関係を築く一日として、今日も歩んで参りましょう。

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