今日のみ言葉【No.990】(2015年 2月26日)
主の祝福は人を富ませる、主はこれになんの悲しみをも加えない。
(箴言10:22)
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作家の村上春樹氏の期間限定公式サイトで、
「村上さんからの【呼びかけ】」
という題の記事があったので、何だろうと思って読んでみました。
かの村上氏ですから、何か世界に発信する大々的メッセージかと思いましたが、頭が禿げた彼氏と結婚して今は幸せだ、という感謝のお便りがあったとのことでした。
そして、呼びかけは、未婚の女性の方々へ、
「髪の薄い男の人たちに対してもっと寛容になってあげてください。」
というものでした。
何か肩透かしを食った感じでしたが、さすが村上春樹先生です。最後はきちっとこう締めくくられています。
「髪の量なんてそんなたいした問題じゃないですよ。人柄が大事です。幸福になるのがいちばんです。そうじゃありませんか?」
http://www.welluneednt.com/entry/2015/02/23/173300
幸せになるのが一番。本質を突いた一言です。
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今日の聖句は、主の祝福について語っています。
それは人を富ませ、さらに、
「主はこれになんの悲しみをも加えない」
ほどにパーフェクトだというのです。
新共同訳聖書では同じ箇所を
「人間を豊かにするのは主の祝福である。人間が苦労しても何も加えることはできない。」
と訳しています。
人が苦労して神の祝福に何か加えようとしてもできないほど、主の祝福は完全なのです。
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ただし、神の祝福が入った宅配便の包装紙は華やかで綺麗なものではなく、大抵みすぼらしいものです。
神の御子キリストという最高の贈り物が人類に与えられた時、そこはベツレヘムの飼葉おけの中でしたから…。
時に主の祝福は苦難や試練という包装紙に包まれて届けられることがあります。
外見のみで判断しないことです。
主の祝福は完全であることを覚え、それをそのままそっと手にし、自分のものとして胸に抱きしめていく時に、神の御心がわかっていきます。
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あなたにとっての主の祝福とは、髪が薄い彼氏なのかもしれません。将来が定まらない息子娘、あるいは、心にグサッと来る人の言葉かもしれません。
外側にとらわれることなく、あえてその包装紙に手をかけ、中を開いた時に、神の祝福をつかむことでしょう。
今日も希望を持って、一歩踏み出して参りましょう。
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