今日のみ言葉【No.4022】(2026年10月 9日)「ピラトの官邸での裁判(2)」
ピラトはイエスに尋ねた、「あなたがユダヤ人の王であるか」。イエスは「そのとおりである」とお答えになった。そこでピラトは祭司長たちと群衆とにむかって言った、「わたしはこの人になんの罪もみとめない」。
(ルカ23:3-4)
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2026年6月22日、最高裁は世界平和統一家庭連合(旧統一教会)に対する解散命令を維持しました。
これは、
「その宗教は間違っている」
と示しているのではなく、正確に言えば、
「この団体が行った不相当な献金の勧誘行為などが法令に違反し、宗教法人法上の解散命令の事由に当たる」
という判断が下されたということです。
ピラトは同じように、ローマの総督として、ユダヤの宗教的指導者たちからの訴えが、ローマの支配に対する政治的な罪に当たるのかを審理しました。
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ローマ総督ピラトの
「あなたがユダヤ人の王であるか」
(ルカ23:3)
という質問は、核心を突く質問です。
ローマ帝国の支配下で、誰かが「自分は王だ」と主張するなら、それは反乱やローマへの挑戦と見なされる可能性があります。
ピラトにとって重要なのは、「この男はローマ帝国に反逆する政治的な王なのか」という一点だったのです。
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それに対して、イエス様は、
「そのとおりである」
(ルカ23:3)
とお答えになっています。
これでは「自分はローマ帝国に反逆する者だ」と言っているのと同じになるのではないでしょうか。
ギリシャ語原典では、ここは、「スー・レゲイス」となっていて、直訳すると、
「あなたがそう言っている」
となります。
つまり、
「私は王である。しかし、あなたが理解している王とは違う」
という表現なのです。
これを聞いて、ピラトは
「わたしはこの人になんの罪もみとめない」
(ルカ23:4)
と、イエス様に罪がないことを明言します。
「王である」という宗教的・メシア的主張そのものと、ローマ法上の犯罪とは同じではありません。
したがって、ピラトは、
「ユダヤ人の王であると言っているが、その主張が直ちにローマへの反逆罪を犯したことを意味するわけではない」
と判断したわけです。
彼はイエス様に罪がないことを認めました。
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罪のない御方が、私たちの罪を身代わりに負って下さいました。
十字架によって完全に罪が取り除かれたという恵みに感謝してまいりましょう。
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