今日のみ言葉【No.3996】(2026年 9月 5日)「生活の処方箋(345)『会話免許証』」
言葉が多ければ、とがを免れない、自分のくちびるを制する者は知恵がある。
(箴言10:19)
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車の運転には免許証が必要です。
ルールを遵守しないと事故につながるからです。
『会話免許証』とは聞きませんが、それなりのルールを学ぶと人間関係もスムーズになります。
勘どころは、必要なことを、必要な時に、必要なだけ、必要な方法で語ることです。
話しているようで、意外に、大切なことが抜けていたりするものです。
また、時を置くのか、今すぐがいいのか、語る時を間違えると人間関係がギクシャクすることもあります。
内容も、必要なことだけ言えばいいものを、何年も前の話を持ち出したり、不必要なことを語る人がいます。
方法も、人を介して語ることが賢いこともあり、直接ていねいに語る方がよいこともあります。
最も適切なものを選ぶことです。
これらのことを心するだけで、だれでも会話の達人になることができるのです。
(※田中信生の『生活の処方箋』より)
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SNSなどで思いついたことをすぐに発信できる現代です。
しかし、「言いたいこと」をすべて言うのではなく、あえて「言わないでおくこと」を選ぶブレーキを持つことが、人間関係をスムーズにし、会話の達人へと近づく第一歩となるのではないでしょうか。
聖書はこう語ります。
「言葉が多ければ、とがを免れない、自分のくちびるを制する者は知恵がある」
(箴言10:19)
これは、「必要なことだけを語る」という会話のルールの本質を突いた、聖書の中でも有名な知恵の言葉です。
前半の「とがを免れない」の「とが(咎)」とは、意図的ではないにせよ、不注意や配慮が欠けたために生じる過ちを指します。
人との会話において、多く語れば語るほど、感情的な発言、誇張、不正確な情報、あるいは他人の秘密が混ざる確率が高くなります。
聖書は、多弁が結果的に人を傷つけたり、関係を壊しかねないと警告しているのです。
ですから、そのための対策として、「自分のくちびるを制する」ことが勧められています。
怒りや焦りがあると、反射的に自分の考えを言い放ってしまいがちですが、そこで一呼吸置き、「言わないでおく時間」を取ることが肝心要のポイントです。
くちびるを閉じている時間は、相手の話に耳を傾けるための時間です。
そうすることで、自分が話す量が減ります。
そうなればしめたものです。
あなたは相手の真意や状況を正確に読み取ることができ、結果的に的確な返答ができるようになります。
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『会話免許証』の取得のために、くちびるを制する心がけを持って生活してまいりましょう。
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